瑞牆山・金峰山(1日目)
2012年 05月 05日
僕としては1月に登った雲取山以来のテント泊(妻はもっと久しぶり)。
GWは予報がコロコロと変わる不安定な天気でしたが、かなり楽しめました。
GW。それは山登りをする人間にとって長期縦走を組める待望の連休。
とはいえ、9連休!なんてものすごい連休を取れる人は限られているわけで。
フリーランスで仕事をしている僕も、ソロで山に行くならばともかく
妻と一緒に行く以上は妻のお休みスケジュールに準ずるわけで。
今回、前半の3連休は僕に用事があったので単身京都に行っておりました。
最後の月曜日だけ快晴の鍋割山に登れたので(写真が未だ現像できておらず)、
また後ほどブログに書きたいと思います。
後半の4連休、最初の2日は実家である愛知県に帰省することになったので、
自ずと最後の2日間が山登りの日に充てられることになりました。
僕らが考えたのは「愛知県から東京に戻る途中高速を下りて山で1泊」
という、なんだか忙しない計画でした。
山が多い中央道沿いで考えてみると瑞牆山・金峰山あたりが良さ気なので決定!
そんな計画に乗ってくれたのがN君(Y君も参加予定だったのが仕事の都合で不参加)。
僕らは愛知県から車で瑞牆山荘へ向かい、N君は電車とバスを乗り継いで
瑞牆山荘に降り立ち、昼頃に富士見平小屋で落ち合うことに!
ちょっとワクワクする計画です(笑)。
さらに!ジャッキーさん夫妻も同じ頃富士見平小屋にいるということで
上手くいくとジャッキーさん夫妻とも落ち合えるかもしれない!
という内容盛り沢山な山行となったのです。
【登山ルート】
1日目:瑞牆山荘 → 富士見平小屋(設営) → 天鳥川 → 瑞牆山 → 富士見平小屋
2日目:富士見平小屋 → 大日小屋 → 大日岩 → 金峰山 → 富士見平小屋(撤収) → 瑞牆山荘
そこから早朝瑞牆山荘を目指すことになりました。
奇跡的に電波の入る富士見平小屋に1日早く入っているジャッキーさんからの情報を
読んでいるうちにアイゼンという重要なものを忘れていることに気づきました。
事前に調べていた情報では「瑞牆山は残雪等は少ないが金峰山のほうは
頂上に近づくにつれてアイスバーンの登山道あり。アイゼン必携!」
とありましたし、ジャッキーさんも「大日岩より先はアイゼンいるよ!」
とリアルタム生々の情報をくれました。しかし、すっかり忘れてしまった〜!
一瞬焦りましたが、そこは登山の先輩であるおばちゃんの家。
チェーンアイゼンを貸してもらうことで事なきを得ました。危なかった…。
そして朝の4時半に起床し5時半には岐阜県を出て中央道に乗って、
9時頃には瑞牆山荘に着きましたが駐車場は満車。来た道を少し戻って停めました。
今回も写真はT-Proofで撮影しました。
なんだか重そうに登ってるように見えますが実際は足取りも軽く登り出しました。
予報も当たってかなり良い天気!10℃くらいは余裕であります。
この日はテント泊装備の荷物を1時間も担がないでテン場に到着なので楽です。
個人的には楽すぎて少し物足りないくらい…(笑)。
この富士見平小屋のテン場相当広く、すでに10張り以上テントが張ってありましたが
まだまだフラットに張れそうな場所が残っていたので、難なく確保。
しかもペグが効く効く。かなりお気に入りのテン場になりました。
テン場の奥のほうには…ジャッキーさん夫妻のベータライトがありました(最も奥)!
挨拶に行ってみるももぬけの殻。山に登りに行ってるようです。
そうとなれば僕らは僕らでテントの設営をしなければ。
今回僕は、去年の年末の将監小屋でbooさんが持っているのを見て購入を決めた
クフシリーズ用のDPTEを持ってきたので初めて設営してみます。
しかし、久しぶりのワンポールテントの設営とあって、なんだか手こずります。
こう?こうして、こう?と、やってるうちに設営完了。広い!
なんかこうやって合流する瞬間ってテンション上がりますね。
テント村の良いところはテントに入りながらペラペラと話ができるところ。
サブバックで登るので荷物が軽くてサクサク歩けます。
途中からゴロゴロと大きな岩場ゾーンに。手を使う必要があるほど急な場所もあり。
遠くに見える山々なんかを写真に収めるって本当に難しいですね。
いやぁ、風は少し強いですが良い天気!
頂上を堪能したら後は下山です。行きよりもさらにサクサク下ります。
下山してテン場に戻ってみるとジャキ家のベータライトは無くなっていました。
う〜ん、同じテン場にテントを張っていながら会えないとは。残念!
このカレー、村上さんがインスタグラムに投稿していて知りました。
SNSやってると情報の入ってきかたが尋常じゃないですね…。
カレーポット、瞬間美食カレーに比べてコストが少し安いのと
現段階ではスーパーやドラッグストアでも買える手軽さがメリット。
やや溶けづらいのがデメリットといえばデメリット。
味は瞬間美食カレーのほうがスパイシーで本格的な印象。
カレーポットはややレトルトカレーの雰囲気がします。
次からどうしようかな〜悩むなぁ、一長一短。
手軽に手に入るというのはかなり大きいポイントですよね。
夜ご飯を食べると日も落ちて、徐々に寒くなってきたので各自テントに引っ込みます。
テントに引っ込んでしまうとあとは寝るだけなので19時頃には寝ました。
いつもは2~3時間睡眠をとって運転して登山口に行って…という感じでしたが
おばちゃんの家では早めに就寝し、4〜5時間は寝てるのでやや寝付きが悪かったです。
夜ご飯を食べている時の気温は5℃で夜中には-2℃くらいまで下がりましたが、
ナンガの300SPDXにダウンパンツとダウンジャケットでまったく問題ありませんでした。
by yama-oson
| 2012-05-05 20:50
| 山行 (奥多摩・秩父)