2016年9月3〜5日、西岳、常念岳あたりを歩いてきました。 最終日は下山するのみ。
朝。この日は上高地に下るだけとはいえ、そこそこ長く歩く。なので久々に朝日が登る前4:00にアラームをかけて起床。なんとなくの記憶だけど夜中風が強くなって一度外に出て石を積み直したような。気温も想定通り夜中でも8℃程度。かなり暖かくトップキルトでヌクヌクに眠れた。一応、今後の(自分の)ためにメモしておこう。
グラウンシート:タイベック
マット:
Women's NeoAir XLiteシュラフ:
トップキルトウエア上:ノースフェイスシャツ、キャプリーン2、
EX LIGHT DOWN ANORAKウエア下:
山と道ショーツ、
レッグウォーマー、
ダウンパンツ常念小屋で買っておいたパンとミルクティーの朝食。地上では紅茶ってあまり飲まないけど山ではなぜかロイヤルミルクティーがいい。甘さがいいのかな?朝食を食べていると徐々に日が昇ってきた。もう下山だと思うと名残惜しくて写真を撮りにいきました。
パンをくわえながら写真を撮っていると、小屋から薄着の小屋泊の女性達がキャッキャいいながら出てきた。「きれー!」とか「やばーい!」とかそんな感じ。小屋泊って色々と守られてるから山に登りたての人とか最高だよなーと、当たり前ながら思いました。
テントも撤収して5:00頃、蝶ヶ岳ヒュッテを出発。小屋からすぐのところに蝶ヶ岳の頂上がありますです。最終日は雨は降らないまでも曇り?という予報だったので朝日が登りたての北アルプスの山々を眺めます。槍ヶ岳、綺麗にみえたので嬉しい(一番最初の写真)。
徳沢への分岐。今日は長塀尾根で徳沢まで下ります。
途中、ちょいとした池があったりしますが基本的にいきなり樹林帯。
長塀山。最終日だけあって疲れが溜まってますね。下山からなんとか自動的に足が動きますがちょっとでも上りになると「ひえ〜」と小さな悲鳴が、自分から。
今回の運動不足からの山登りで学んだことが1つ。"体力的に厳しくなってきても歩かないといけない場合ストックキャップを探しながら歩くといい"ってこと。特に登りですね。実際にキャップが無かったものの買うのもな〜と思っていたので「落ちてないかなー」と探しながら歩きました。するとあら不思議。疲れていることを少し忘れるんですよ。オススメです。
CTで3時間の樹林帯の下り。まぁ飽きてきますよ。周りに人もいないし、途中からサコッシュに入っているiPhoneでポッドキャストを流しながら下山してました。毎週のように山をやってた頃なら(あえての"やる"表現)、下山はかっ飛ばしてなかなかのスピードで下りられたのですが…久しぶりの山ではヒーヒーですよ。
と、「徳沢まであと1km」の看板が。やった!!あと1kmだ!!と喜んだものの、1kmってどんなもんだっけ?実際、ここからもなかなか長い時間下りました。
つ…ついた!徳沢に着いたよ!嬉しい。
思わず、10時という中途半端な時間にもかかわらず"手作りカレー"を注文。手作り感あって非常に美味しいカレーでした。カレーを待ってる間やってきたおじさん・おばさんグループは、みんなでソフトクリームも注文してなぜか蕎麦みたいな音をたてながら食べていました。ソフトクリームってそういう音するんだっけ?
徳沢まできたら下山も同義。散歩みたいに上高地バスターミナルを目指し、バスに乗って沢渡駐車場まで戻ったのでした。そこから松本市内に向かい「湯の華銭湯 瑞祥」にて汗を流して昼ごはんを食べ、なんの渋滞もない長野道、中央道、圏央道を経由して夕方くらいに自宅に戻ったのでした。
久しぶりの北アルプス縦走、体力の無さでハードな思いはしたけどやっぱり最高でした!もうすぐにでも行きたい。ソロで山に行かせてくれた妻に感謝。またお願いしてみよーっと。