2015年8月3日〜4日、MPBで笛吹川でサワージャムしてきました。っていつの話だよ…(これを書いているのは12月の頭でございます…)まぁ、とにかく甲武信ヶ岳の頂上を目指したわけでございます。
焚火をして仲良く川の字でタープの下で寝る。いくつになっても楽しいものです。おじいちゃんになっても楽しいのかな?
朝もウッドストーブでお湯を沸かします。こちらも思ったよりもサックリとお湯が湧きましたね。
朝食を食べたら沢登り装備になり沢にとりつきます。当たり前ですが頂上に近づくにしたがって傾斜が急になってきますね。ここまでくると沢登りというかクライミングの要素が強くなってくるような。
ジャキさんは前に一度熟練者に連れていってもらったそうですが、山と違い明瞭な登山道などがないのが沢登り。「こっちで合ってるよね…」と確認しつつ徐々に登っていきます。
が、かなり頂上に近づいた頃、どうにも道が怪しいということになりました。3人で検討します。僕は行けそうに思えたのですが、ジャキさんは「戻ろう」と。山で道を間違えた時は「間違えた場所まで戻る」というのが鉄則じゃないですか。僕らはMountain Poor Boys。行けそう!に賭けるんじゃなくて、丁寧に戻ろうぜと。そうと決まったものの、1時間以上登ってきた沢を下るのは非常にテンションが落ちまして。
ダラーと下っていたら、軽くスベりました。いちいち声を大にして言うことでもないですが、傾斜が急な場所はやはり下りる時のほうが怖いです。僕は膝とか手を擦りむいて流血しましたー。
なんとか間違えたポイントまで戻り「やはり間違っていた」と確認し、正解であるルートを再び登りはじめます。いやはや。
と、ここでザーーーッとけっこうな雨。もうすぐそこに甲武信ヶ岳の頂上はみえているというのに!8月で沢登りするくらいですから、けっこう温かい天気なのですがやはり雨に打たれると体が冷えてきますね。
お昼ごろ、笛吹川を詰めがった先の目印"ポンプ小屋"に到着。このわらじも目印です。わらじ時代の名残だそうな。自分たちの足で川を詰め登ってここまで来れた!という達成感。山の頂上に立つのとはまた少し違った感動がありました。
ポンプ小屋から甲武信小屋は歩いてちょっと。温かい食べ物を求めて訪ねたのですがあるのにカップラーメンくらい。それでも十分に体が温まりました。
さ、後は下山するだけ。まだ小雨がパラついていたのでレインウエアなど着こみ。前方を歩くミニスカートの方は自作のキューベンミニを履く鵜飼さん。
「次のバスまで時間がない!急げ」と最後のほうはトレランになりつつバス停を目指し着いた時にはすっかり晴天。暑い。しかも目標にしてた時間のバスは曜日限定のもので…走ったけど一時間は待つことに。コーラで乾杯して濡れた諸々を乾かしてバスを待ったのでした。
下山後、自分のヘルメットやアクアステルスソールのシューズなど買い揃えたので早く夏がこないかなーと待ち遠しいです。