2015年2月12〜13日、八ヶ岳の硫黄岳にアタックしてきました。前回アップしたのが3月の末なので…2ヶ月近く空いてしまいましたが2日目今日はいよいよ硫黄岳アタックの日です!
【登山ルート】
1日目:美濃戸口 → 赤岳鉱泉(泊)
2日目:赤岳鉱泉 → 硫黄岳 → (撤収)→ 美濃戸口
朝。6時半起床。夜中にサラサラと降っていた雪は止んだようだ。
3人ともガツガツとピークを狙うタイプでもないのでのんびり準備。
ジャキさんがむし丸くんを使って肉まんを蒸してくれる(笑)。これがなんとも美味い!時間とか燃料は使うかもしれないけど、朝から暖かくホカホカした食べ物を食べられるのは魅力的。
肉まん食べて、コーヒー飲んで、朝から話が弾んで…なんてしながら準備。なんとか9時前くらいには準備完了しました。風がやや強いので行くかひくか悩んだけども、一応アタックすることに。
出発したばかりの頃は全然余裕。
平日ということもあってトレースがほとんどありません。途中すれ違った登山者に話を聞くと「雪が深くて戻ってきました」とのこと。僕らもそのあたりまで行ってみると確かに…トレースなくて深い。3人で手分けしながら登ります。無雪期に登ってる時の感覚は役立ちますね。「ここをこういくと登山道と合流しそう」「この傾斜で登ることはないよ」とか。基本的にはピンクリボンを探しながらジワジワ進みます。
とあるリボンにどこかでみたことある輪郭の絵が…(笑)。
赤岩の頭直前ぐらいの場所からのぞむ硫黄岳、横岳、赤岳。写真からでも寒さというか険しさが伝わってきますね…。今までは樹林帯だったのでまったくなんの問題もなく登ってきましたが、やはり稜線に出ると風が強く雪山素人の我々が先に進めるのか?危険は冒したくないけどある程度の勇気を持って進まないと雪山は登れないような気もするし…難しいですね。
3人で話し合った結果、撤退することに。ま、安全第一ということで!また挑戦しにこよう!と言って撤退開始。
赤岳鉱泉に戻ってテントを撤収して下山。まぁ、最初から雪山キャンプできればよかったっていうのもあるのです。というか、あの合宿にも似たテント内のメローな雰囲気がスイングの頂点でした。
その足で高速道路入り口近くの中華料理屋、テンホウへ。なんかちょっとマンガのタイトルみたいなロゴなので心配しつつも下山後の中華は最高。みんな腹いっぱい食べて(あんまり動いてないのでお腹は空いてない…)帰路に着きました。
雪山に関してはまだまだの我々ですが、それでいいじゃないですか。何度も慎重にアタックすることでそのうちに経験や知識がついてくるってもんですよね。来年も必ず行きましょう!MPB!!