MPB 硫黄岳 1日目(2015.2.12_2.13)
2015年 03月 24日
そもそもはジャキさんの「そろそろアルパインやんない?」という提案が発端。今までは「厳冬期の登山=恐怖」というイメージしかなかったのですが、少しは山登りの経験も積んできて危険を回避することも多少できるようになったし、雪山ハイキングを通してキリッと締まった厳冬期の山の楽しさも知ってしまったし…そろそろ少しづつ雪山に足をつっこんでもいいかな?と思いだしてたころでした。
そしてジャキさんも(いい意味で)臆病なので危険な冒険はするタイプじゃないし、あくまで「ゆるハイキングから一歩先へ進むアルパイン」という認識だったので僕も挑戦していくことにしました。
早速、ジャキさんとジェリー鵜飼さんですでに組まれていた座組、MPB(Mountain Poor Boys、ジャキさんっぽいネーミングw)に参加することになり(笑)、その勢いでそれまで持っていなかったアイゼンとピッケルを購入。あっという間に冬山へ向かう準備が整ってきたのでした。そしてMPBとして最初のターゲットは硫黄岳!というのも決定。2月のド平日にフリーランサー・プア・ボーイズが八ヶ岳を目指したのでした。
【登山ルート】
1日目:美濃戸口 → 赤岳鉱泉(泊)
2日目:赤岳鉱泉 → 硫黄岳 → (撤収)→ 美濃戸口
悪くないけど、やはりレンズが暗いので明るいところじゃないと潰れちゃいますね。テント内の写真なんかはPhotoshopでかなり補正しております。ただ、良いところもあって、作りが簡素なので-20℃でも平気で使えること。デジカメのジャキさんは「シャッターがおりない!」なんてやってましたが、この使い捨てカメラはまったく平気でした。
Aコープでお昼の弁当を買って食べたりしてダラダラと登山口を目指し、美濃戸口に着いたのが12時頃。まぁ、赤岳鉱泉まであっという間なので問題なし。ゲイターつけたりアイゼンはいたりして準備。僕は初アイゼン!爪がサクッサクッと引き締まった雪面に食い込んで気持ちいいすね。
そしてジャキさんにも鵜飼さんにも付いてる迷彩のサイドポケットはジャキメイド。見えませんが僕はONEの色に合わせてコヨーテカラーで作ってもらいました。厳冬期はとかく荷物が増えがち。アイゼンを入れたり濡れた冬装備を入れたり、または後で突っ込むことの多い食料を入れたり。何かと便利なポケットです。ジャキさん、ありがとう!
実は最初僕は個泊に慣れてたので不安がありました…(笑)。一人じゃない時はせいぜい奥さんと二人用テントに寝る程度。大丈夫かな〜夜寝れなくてもゴソゴソできないな〜と少々不安要素がありましたが、結論からいうと、かなりイイ!でした。合宿みたいで楽しい(笑)。ご飯食べてお酒飲んで眠くなるまで話してそのまま寝る…た、楽しい。寝れるか心配でしたが、むしろ一人の時より寝れたような…。
夜は何食べたっけなー(笑)。確か鍋とかそんな感じかな。ダラーと夜ご飯食べてシュラフに潜り込んだあともダラーっとしゃべる。「ジャッキー劇場すごかった!」ってジャキさんだけのせいにしたいですが、この日は楽しすぎて鵜飼さんも僕もみんな饒舌だったのを覚えています。
by yama-oson
| 2015-03-24 03:04
| 山行 (八ヶ岳)