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火打山 1日目(2014.9.27_28)

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2014年9月27〜28日、火打山に登ってきました。その前の週には、というか三日前に北アルプスの縦走から戻ったばかりだというのに(笑)。北アルプスはソロで行ったのですが今回は妻とY君も一緒です。



半分はタケミチさん夫婦と、残り半分は一人で歩いた裏銀座縦走からわずか三日後(笑)。妻とY君とで「どこか山に行こう」という話になって、毎度のことながらかなり色々と調べて今まで一度も登ったことない山、火打山・妙高山に登ることになりました。ネックになるのは登山口までの距離!東京から日本海まで行くようなものです(笑)。ナビによればその距離約280km。基本的に私一人での運転となります。先週行った北アルプスより遠い!けどまぁ、頑張るほかありません。

【登山ルート】
1日目:笹ヶ峰キャンプ場 → 黒沢 → 十二曲 → 富士見平 → 高谷池ヒュッテ(設営)
2日目:ヒュッテ → 火打山 → ヒュッテ(撤収) → 来た道を戻る → 笹ヶ峰キャンプ場


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5:30、Y君をピックして関越自動車道をひたすら北上します。さすがに距離があるので登山口に着いたのが11時過ぎ。そこからサクッと準備して出発したのが11:15頃でした。

この日の行程は3時間ほどなので順調に行けば15時前には着くのでそのあたりのスケジュールは心配していませんでしたが、気になるのはテン場の狭さ…事前に調べた感じでは決して多くない。この紅葉シーズンが始まった週末に遅い到着はテントが張れない可能性が…。焦っても仕方ない、とわかってはいるものの、心のどこかで焦りがでます。


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とってもわかりやすい"登山口"から登り始めますよ!


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しばらくはこのような木道が続きます。


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黒沢。事前に調べると高谷池ヒュッテの水場は"要煮沸"とあったので、なんとなく川の水のほうが綺麗な気がしてテン場の水を汲んでおきました。


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黒沢を過ぎると十二曲り。出た、カウントダウン方式。一瞬先週歩いたブナ立尾根を思い出して「げー」と引きましたがあれとは比べ物にならないほど歩きやすかったし短かったです。


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今回YくんはGossamer Gearのマリポサ、妻は同じくGossamer Gearのマーマーです。Gossamer Gearが連なって歩くのって意外と見れるようで見れないかも。


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紅葉が始まりかけててとても美しい…。それでも今年は紅葉があまり上手く進まなかったようですね。


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13:40、富士見平。あれ?そういえばお昼ってどうしたんだっけなぁ…(笑)。忘れた。


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おー!向こうの方に高谷池ヒュッテの三角屋根が見えてきました。


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14:20、高谷池ヒュッテの到着!気になるのはテン場!とりあえず様子を見てみると…無い!空いてない。みっちりとテントで埋まっています…。小屋の方に聞いてみると「一緒に行きます」とついてきてくれました。で、段差の途中にある極小のスペースを指して「なんとかここに張ってください」とのこと。ここかぁ。でも、ここしかないよね。


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で、無理矢理うちのヘブンタープとY君のクフ・CTF3を張りました。これほど狭く段差のある場所に張ったのははじめて…(笑)。しかも小さな植え込み?みたいなものが前室に張り出している状況。Y君はお隣さんの前室の中まで手を突っ込んでペグダウンしていました。あまりの狭さにたるんらるんで、クフの美しさなど1mmも発揮できておりません。


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ぐぬぬ…仕方ない仕方ない仕方ない…と心に言い聞かせます(笑)。こんな時はやはり自立式のテントにすれば良かったなぁと思います。でもこれだけ狭いと関係ないかぁ。段差の上に張ってるしね(笑)。

と、なんとか張り終えたテント内で放心状態でいると後から到着した登山者が小屋番さんを連れてテン場にやってきました。小屋番さん「う〜ん仕方ないですね。では奥の茂みを抜けた先に多少スペースがあるのでそちらに張ってもらえますか?」と指示を受けています。奥にスペース!??しばらくして偵察に行ってみると、RPGのダンジョンで見た隠し通路のようなものが(笑)。そしてその先には広い空間(10張り程度)があったのです!

一度張ってしまったテントを移動するのは自立式・非自立式に関わらず面倒なものです。悩んでいると「わ〜通路にテント張ってるわ」という声が近くから聞こえてきました(笑)。僕らは小屋番さんの指示に従ったのですが、明らかに迷惑をかけている様子。もう…心が持たない(笑)。と思ってお引っ越しさせてもらいました。横着してテント内に荷物を残したまま妻と持ち上げて移動(笑)。


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先程案内されすでにテントを張り終えていた登山者さんは、引っ越ししてきた僕らをみると「ですよね(笑)」と、多くを語らない挨拶をしてくださいました(笑)。この登山者さんは男性2名、女性1名で来ており偶然にも僕らと同じ組み合わせ。Y君のクフ・CTF3や我が家のヘブンタープなどに興味津々の様子であーでもない、こーでもないとしばし山道具話に花が咲きました。


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そうこうしているうちに17時。夜ご飯の準備開始です。


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今回、僕らは鍋。山で食べる鍋が美味しい季節になってきましたよね(笑)。締めにアルファ米のおにぎりを投入して雑炊にしました。


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19時。いつものようにあっという間に眠りに落ちたのでした。空を見上げるとそれはとても綺麗に星が見えました(最近は毎回星が見える)。
by yama-oson | 2014-11-02 00:51 | 山行 (その他)

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