燕岳2(2014.9.6_7)
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2014年9月6〜7日、燕岳に登ってきました。8月はまったく山に行けず「早くしないと北アルプスの季節が終わる…」と焦り、とにかく手軽に登れる北ア、ということで燕岳に白羽の矢を立てたのでした。



とにかく北アルプスに行きたい!ということで目的地を絞り込み。本当は上高地もすごく行きたいのですが、あそこはマイカー規制がかかっており車を停めた後もバスを乗り継いで行かなければなりません。面倒。新穂高温泉は車で入れるのですが、双六岳は去年行ったしなぁ〜などと色々と検討し「久しぶりに燕岳を目指すか」という気分に。久しぶりの登山なので山頂までのCTが短いのも助かります。奥さんも仕事が忙しく、今回はソロで燕岳を目指しました。

【登山ルート】
1日目:中房温泉 → 合戦小屋 → 燕山荘(設営) → 為右衛門吊岩 → 燕山荘
2日目:燕山荘(撤収) → 来た道を戻る → 中房温泉

(撮影カメラ)CONTAX T3


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夜中の1:30に東京を出て5:30に中房温泉の駐車場に到着。登山口に一番近い駐車場は埋まっていましたがその次の駐車場は空いていました。車のシートを倒してしばし仮眠。1時間くらいの仮眠の予定が起きたら7:45。寝過ぎた!まぁ…いいか。燕岳に向かうだけだし、昼頃にはテン場に着くでしょう。サクッと準備をして8:00には駐車場を出発。中房温泉の登山口まで来ましたがけっこう空いています。8:00というやや遅めの出発が理由でしょうか?とても嬉しい!


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第一ベンチか第二ベンチ(笑)。うん、やはりそこまで混んでいません。前は行列で登っていったのでとても嬉しい!行列登山って本当に嫌。


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富士見ベンチ。このあたりで熊鈴ボーイが妙に競ってくる(笑)。行列登山ではないものの、ひっきりなしに人が通る登山道で熊鈴っているの!?百歩譲っておじいさん・おばあさんの登山者はもう、なんか微笑ましいのだけど、若者はそのあたり考えてほしいな〜。空気を読める世代が僕らじゃない?とか。ずっと後ろに熊鈴がついてこられるのは苦手。うるさいから。

とはいえ、まぁこんな人気の山で熊鈴をつけるのも自由かもしれません。なので休憩するつもりなかったベンチで先に行かそうとすると、その熊鈴ボーイも休憩。「お、そうきたか」と、こちらはちょっと座っただけで先を急ごうと立ち上がると熊鈴ボーイもなぜか立ち上がって後ろをついてきます(笑)。ひー!うるさい〜。


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合戦小屋に到着。「お願い!先に行って!」と隅のほうに腰を下ろすと熊鈴ボーイは少しフラフラして、先へいきました。よかった。

この日はとても暑い日(日中18℃前後)だったのでスイカが美味しそうでしたがう〜ん…と悩んで結局やめました。妻といたら食べただろうな。朝のコロッケパンの残り半分と小屋でコーラを買ってお昼ご飯にしました。売店に立っているアルバイトの青年(メンノンに出てきそうなロン毛ハーフ顔)は脳内に流れている曲に合わせて(?)なんかオシャレなダンスをしていました。ダンスの説明が難しいなぁ…クラブとかで女子が曲に合わせて体をくねらせるみたいな。そんな彼でもきっと山が好きなんですね。


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お昼を食べて一息ついたので再び尾根を登りはじめます。そのうち槍ヶ岳が見えてきたりして、そうすると燕岳はあともう少し。


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11:30、燕山荘に到着。う〜ん、想定よりも早く着いてしまった。これなら大天井を目指してそこでテント泊でもいいかな?などと考えたりもしましたが、ここから大天井を目指すとなるとさらに3時間以上かかりますし、まぁ、たまにはのんびりするか〜と燕山荘のテン場にテントを張ることに。前に来た時も思いましたが、やっぱり燕岳はアクセスも比較的容易だし登りやすいので若い女性が多いですね。

あと、この日は妻に借りた山と道miniで来たのですが、いい!この手のサイズではmarmarとしか比較できませんが、背中の上のほうで背負う感じがいいですわ〜。サイズ感もいい。個人的に欲をいえば、全部X-Pacとかハイブリットキューベンなどのコシのある生地でできてるとパッキングも綺麗にキマるので嬉しいかなぁ。


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心配していたテン場は時間も早いので半分くらいの埋まり具合。特に燕岳側のスペースはガラガラ。なのでテントから燕岳がバッチリ見える位置に確保。今回のテントはクフ・タイベック。実は何気に北アルプスでフロアレスを張るのは初めて。ペグも効いたので何の問題もなく張ることができました。


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テント内から撮影。どうです!燕岳が丸見えでしょう。燕岳に登るかしばし思案。天気予報ではこの2日間は晴れの予報だったので「明日登ればいいか、一度登ってるし」と翌日に登ることにしました。朝行ってもいいかも。


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テントを張り一息ついたところで小屋でピーチネクターを購入。このトロリとした甘さが程よい疲労感漂う体に染み渡りますな。あまりお腹も空いてなかったので、それと行動食のクッキーでお昼ご飯としました。


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まだ12:30。大天井まで行かなくても要は表銀座コースを歩ければいいわけでしょ?ということで大天井岳方面に向けてお散歩することに。ああぁ…やっぱり表銀座、いいですなぁ。ほんと気持ち良い登山道です。


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途中燕岳のほうを振り返ったり。あぁ、いいなぁ。テントももう張ってあるので何も焦ることはありません。本当にのんびりと歩きました。こんなにのんびり歩くこと普段はないかも。


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と、途中で大きな糞が!!「ギャッ!デカイ。く…熊!?」と焦りました。なのでわざわざ写真まで撮ったのですが、きっと猿の糞なのでしょうね。


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為右衛門吊岩。ここまで来て満足したので燕山荘に戻りました。


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小屋に戻る途中猿の集団を山肌に確認。うん、やはり猿の糞ですね。小屋でも「猿の被害があるので食料など気をつけてください」と説明がありました。テン場周辺をフラフラしたりしてテントに戻ったものの、まだ15時。時間がありまくりなので昼寝することに。


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1時間ほど仮眠したらご飯の準備を開始。炊飯するのでまずはお米を水につけなければなりません。まぁ、時間はたっぷりあるし全然苦になりません。17時から炊飯開始。なかなか上手く炊けてmccのレトルトカレーをかけて完成。かなり美味かったです。

ご飯も食べたので「夕焼けでも見えないかな〜」と周辺をウロウロしましたがガスが濃くなっており見えそうにありません。それどころか18:30頃に雨がパラパラと舞い始め、すぐに本降りの雨に。雨が降らない予定だったからフロアレスできたのに〜。しかも寝床はタイベックを敷いてその上に寝袋、寝袋の中にクライミットをイン、という組み合わせなので雨が侵入してきたら一発アウト…!ただまぁ、花崗岩の砂?でできたこのテン場の水はけは良さそう。なるようになれ!と目をつむりました。

夜中、2度ほど目を覚ましてそのたびに寝床を確認しましたがどうやら浸水などはしていない様子。地面を触っても湿ってる程度。やはり相当水はけがいいみたいです。ただ、寝袋がグラウンドシートのタイベックからはみ出さないように、とか色々と気を使うことにはなりました。


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朝。5時起床。テントを開けても昨日まで目の前に見えた燕岳は見えません。テント内の浸水チェック。雨が地面を伝ってきて〜という被害はなかったですが、雨が地面に落ちてそれが跳ねてテント内の荷物や寝袋を少し濡らしていました。そうか。そっちのほうが用心する必要があるんですね。それでクフのオプションにフラップがあるんですよね。勉強になりました。


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サクッと朝ご飯のパンを食べて撤収。6時には燕山荘を出発しました。もちろん燕岳に登るというのはナシに(笑)。一度登ってるしね。


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標高が下がってくると徐々に晴れてきました。燕岳は今も雲の中なのだろうか?


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スイスイ下って8時には下山。まずい、早すぎて温泉がやっていない。車に戻り色々と調べると、以前にも行った枇杷の湯が9時から営業していることが判明。少し遠いけど逆にそこに着くころには9時ぐらいになっているでしょう、ってことで枇杷の湯に行き、温泉に浸かって帰りました。早い時間に下りたので帰りの渋滞もナッシング。久しぶりの北アルプスに登り、ちょっぴり満足したのでした。
by yama-oson | 2014-09-25 13:31 | 山行 (北アルプス) | Comments(4)
Commented by cozy at 2014-09-25 21:21 x
OSONさん、分かります。読んでるだけでイライラして来ました…
ソロだと他人の傍若無人感が増幅されるんですよね…こっちも複数だと逸らせるんだけど、ひとりだと全部自分で受け止めちゃって。
熊鈴もだけど、お前なんでここで踊る必要あんだよ! って。

合戦小屋の鬼の顔の看板はOSONさんの心の表れですね(笑)
Commented by yama-oson at 2014-09-26 02:04
そうなんですよね(笑)。
奥さんと二人でいればかなり紛れるんですけどね〜。
一人だとすべてを受け止めてしまっていけませんね。
踊りを踊ってる青年も、すっごいオシャレな感じで、
僕が目の前に行っても少し踊ってるんですよね。
もっと心の広い山登りをしたいものです。
Commented by cbjim at 2014-09-26 22:15 x
メンノンに出てきそうなロン毛ハーフ顔w  自分の時は燕山荘のレストランにいたよ、長身でオシャレだし目立ってたね。  
帰りの渋滞なくてうらやましい、自分の時は温泉入って出たのが昼頃だったから激混みだったよ~(涙)
Commented by yama_oson at 2014-09-28 21:24 x
え!そうなんですか。じゃぁやはり合戦小屋も燕山荘も同じ系列で人出によって行き来するんですね。そうそう、身長も高くてモデルさんみたいでした。
僕、帰りの渋滞はすごい用心してるんですよね(笑)。でもその分かなり駆け足ですよ。「はい、早く帰ろう!」って。なんかゆったりするのは程遠いです(笑)。
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