2014年6月28〜29日、イブネに行ってきました。前編は杉峠まで。ここまでくればイブネはもうすぐ。「雨が止まないと外でダラダラできないな〜」と思いながら目指します。
【登山ルート】
1日目:朝明駐車場 → 根の平峠 → コクイ谷 → 杉峠 → イブネ(設営)
2日目:イブネ(撤収)→ 来た道を戻る → 朝明駐車場
稜線はご覧のとおりガス。しかし広々としてるので悪い感じはしません。
佐目峠ってのを超えたら、
イブネ。お〜周りは見えないけど広くて植生も変わってて幻想的。フラットな地面も多いし、その地面もコケで覆われていてふかふか。なんだかハイカーに優しい空間だな〜。最高。
風のとおり道で有名なイブネ。少しでも風をふせげそうなブッシュの側に陣取ります。とはいえ、今回はそんなに強い風は吹かなかったですが。左からナカムラさんのルナソロ、僕のクフ・タイベック、カミさんのコントレイル。僕は今回初めて石でクフを立ててみました。今後もしも稜線に張ることになった場合、石しかないことも多いですし。ペグがサクサク刺さりそうな地面なのに四苦八苦して石でたてました。まぁ、やればできるものですね(笑)。
テントをたてたら意外といい時間なので夜ご飯。テントの中に入るまでもないレベルの霧雨が降っていて非常に不快(笑)。みんな傘をさしながら準備しました。
僕は最近ハマっている丸型ソーセージとアスパラ、きのこのソテーとご飯。今回は賞味期限切れ前の消化としてちらし寿司を持ってきましたがご飯は炊いたり。美味い!フライパンあると色々とできるな〜と再発見。
ちょうど食べ終わった頃に雨脚が強くなってきました。イブネではDocomoの電波がバンバンに入ったので天気予報を調べたら「午後から晴れ」なんて予報だったのに。梅雨の時期の予報が当たらないのは仕方ないか。「一時テントに撤収!」って撤収したものの前日徹夜だったというナカムラさんがこのまま落ちるのは必至。僕らも眠くなってきたので流れで「おやすみ〜」な雰囲気。この時夜の8時くらい。早い(笑)。けど、こういうのんびりな感じもいいかも。ということで、おやすみなさい。
…夜中、雨脚もそこそこの強さになり、風も出てきました。風の音で目を覚ましたので「大丈夫かな〜」なんて思ってるとコテン、とクフが倒れました(笑)。バタンとかじゃなくてコテン。原因は石での固定が甘くてガイラインが緩んでしまったこと。これぐらいの風で倒れる張り方でしてどうする。とツッコミつつ直して(面倒だったのでペグを打った)再度就寝。
朝。6時くらいまで寝てたのでけっこう寝ました(笑)。外の明るさで目が覚めた感じですね。いやぁ、よく寝た。
朝飯は適当にパンを食べてましたがカミさんがコーヒーを入れてくれることに。インスタントのスタバでも美味いんだけど、こうして丁寧に淹れたコーヒーは格別。僕なんかは「粉のコーヒーなんてその後のゴミも重いがな」とか思ってしまうけど、ちょっとのこだわりでハイキングが一気に豊かなものになるな〜と実感。とても美味しいコーヒーでございました。
朝ごはんを食べたら撤収して下山。来た道を戻ります。
下りはまだ気温が低めだったから?それとも昨夜の雨が関係ある?のか、ヒルの姿はあまり見ることはありませんでした。※昔のカラオケビデオのようなモヤのかかり方
行きも休憩した河原で休憩していると「コーヒー飲みます?」とカミさん。休憩の時間にサラリとコーヒーを淹れるなんて…贅沢!僕なんかは下りは風になりたいかのごとく、ろくに休憩もとらずササッと下りてしまうのでこのまったり感は新鮮!まったり進むと山をよりじっくりと堪能できる気が。
ハイキング界にもトレンドがあるのか。偶然にも僕らはみんなシャツスタイル(笑)。そしてシューズの色味がなぜかそっくり。グレー×イエロー。価値観が多少似ている?3人なのかもしれません。
2、3本川を渡ったりして。
下山。GET DOWN。
下山後は「三重といえばとんてき!」ってことで
まつもとの来来憲へ。ボリューム満点のとんてきでお腹を満たしました。その後は東海地方のイケてる山道具屋といえばでお馴染みの
モデラートへ。広い店内に所狭しと山アイテムが並んでて何時間もいれそう。ウエアもあらゆるブランドのラインナップが揃っていて最高!また来たいな〜。
ということで、とても充実した2日間でした!充実だけでなく、自分の価値観に変化が起きてすごく面白かったです。ナカムラさん、カミさん、ありがとうございました〜。また是非イブネりましょう!