人気ブログランキング | 話題のタグを見る

イブネ 前編(2014.6.28_29)

イブネ 前編(2014.6.28_29)_a0207672_02125896.jpg
2014年6月28〜29日、イブネに行ってきました。「イブネってどこ?」という人も多いかと思いますが、御在所岳の山域、鈴鹿の山、といえばわかるでしょうか?



実はこの山行の前日、名古屋でのお仕事がありまして。それが意外にも金曜だったものですから「あれ?土日山行けるね」と、気づいてしまったのです。

実は僕は愛知県出身なのですが、山にハマりだしたのは上京してから。なので東海地方の山はほとんど登ったことなかったのです(御在所岳とかは旅行とかで行ったことあるのかな?)。これは良いタイミング!ってことで鈴鹿山域をホームマウンテンにしている、ナカムラさんに情報を聞いていると、なんと一緒に登ってくれることに。さらにさらに、その話をtwitter上でしているとカミさんも「行く!」とのことで3人で登ることになったのでした。ナカムラさんとは面識がありますが少し話した程度。カミさんはイブネで初めましてなので、とても楽しみです!

【登山ルート】
1日目:朝明駐車場 → 根の平峠 → コクイ谷 → 杉峠 → イブネ(設営)
2日目:イブネ(撤収)→ 来た道を戻る → 朝明駐車場


イブネ 前編(2014.6.28_29)_a0207672_02131368.jpg
事前情報で"名古屋から朝明までは車で1時間程度"とのことだったので名古屋駅に9時集合にしました。なんてゆっくり出発なんだ…。嬉しい!

10:30過ぎに朝明駐車場に到着!思いっきり梅雨のど真ん中なので天気を心配していましたが、なんとかもってくれています。これも嬉しい!駐車場で恒例のザック写真を撮ろうと並べてみてビックリ。ナカムラさんもカミさんもザックが小さい!なんでや(笑)。ナカムラさんはKS ultralight gearのKS Packs、カミさんは昔のGoliteのDayでした。なんやなんや!わても小さいザックにスマートに収めたいがな!と思わずエセ関西弁が出てしまいましたよ(心の中で)。


イブネ 前編(2014.6.28_29)_a0207672_02132361.jpg
11時、ハイキングスタート。ほれみてみい、二人のザック。パッキングも綺麗やで。ほんまパッキングの美しさにその人の性格がでるよなぁ〜。あ、三重県というかなり関西に近い場所にきたので関西弁が出るんだな。駐車場から登山口へ向かっていると売店のおばちゃんらしき人に声をかけられました。「なんや兄ちゃん達。そんなに足出して〜。ヒルにやられるでー!」と。ヒルにやられるでー!……ヒル。ヒルがいるのかぁ…。しかし、二人は鈴鹿に慣れた感じだし大丈夫でしょう〜(根拠薄)。


イブネ 前編(2014.6.28_29)_a0207672_02133595.jpg
しばらくはとても歩きやすい道が続きます。というか、全体的に歩きやすい道でした。


イブネ 前編(2014.6.28_29)_a0207672_02134856.jpg
根の平峠。交差点みたいな場所で開けており、休憩しました。


イブネ 前編(2014.6.28_29)_a0207672_02135734.jpg
根の平峠から少し行ったときのこと。僕の前を歩くナカムラさんのふくらはぎに黒い点が。最初は「泥かな?」と思ったのですが一応「ナカムラさん、足のそれもしかして…」と声をかけると「あ!やられた」とのこと。出ましたヒルです。実は僕は屋久島でも一匹も見なかったので初めてヒルを見ました。指で払ってもなかなか落ちずに伝統的な対処法であるライターの火で撃退しました(その変わりに数本のすね毛も燃えてなくなりました)。

撃退したものの少し吸われてしまったようでちょっと血が滲んでおります。それでもあのヒルは小さい部類だったようで後でもうちょっと立派なのも出てきました。しかし…あの小さなヒルの出現は僕らを怯えさせるに充分でしたよ。これから先は常に足元を注意しながら歩くことになったのでした。


イブネ 前編(2014.6.28_29)_a0207672_02141074.jpg
何張りもテントが張れそうなフラットゾーン。夏は張りたくないですけどね!


イブネ 前編(2014.6.28_29)_a0207672_02142942.jpg
振り返るとナカムラさん、足元チェック中。どうか笑わないでください。みんなこんなことを何度も繰り返しながら先へ進んだのです。とはいえ、結局この2日間でヒルを見たのは10匹もない程度で吸われた数はナカムラさんとカミさんが2〜3匹、僕は0匹だったので多くはないですね。そう、僕は吸われなかったのです!イエ〜イ!


イブネ 前編(2014.6.28_29)_a0207672_02141973.jpg
イブネ 前編(2014.6.28_29)_a0207672_02154879.jpg
コクイ谷?あたりで長めの休憩。ここらもテントがばっちり張れそう。ヒルはいなさそうな雰囲気。やっぱり奴らは少しジメジメしたとこにいますね。


イブネ 前編(2014.6.28_29)_a0207672_02155773.jpg
休憩後にちょっと進むと今度はカミさんが初餌食に。ファイヤー!!


イブネ 前編(2014.6.28_29)_a0207672_02160877.jpg
イブネ 前編(2014.6.28_29)_a0207672_02164352.jpg
このあたりにくるとすごく人が生活していた痕跡が。人工的なフラットが多い〜焚き火跡まで!なんて思ってたら階段まで出てきて。


イブネ 前編(2014.6.28_29)_a0207672_02163128.jpg
イブネ 前編(2014.6.28_29)_a0207672_02162157.jpg
採掘する人々が住んでたので村みたいになってたんですね。って、ナカムラさんに事前にガイドしてもらってたんですけど。看板の下には「それがこれでやんすよ」とばかりに金属っぽい石が。重かったです。


イブネ 前編(2014.6.28_29)_a0207672_02165380.jpg
杉峠手前あたりで水を補給。さすが鈴鹿に慣れてるだけありますね。カミさんはSAWYER(ソーヤー)を持っておりスムーズに浄水していました。セイシェルだとけっこう力がいるので「一苦労だな」って感じなのですがソーヤーは軽々と浄水していました。いいなぁ!でも値段が意外とするんですよね。僕は面倒だったので家から2.5リットル担いできました。


イブネ 前編(2014.6.28_29)_a0207672_02170895.jpg
イブネ 前編(2014.6.28_29)_a0207672_02171600.jpg
15:00、杉峠。稜線に出て遮るものが何もないからか実はシトシト降っていた雨が気になりはじめました。そこでレインウエアを着用。カミさんはIntegral DesignsのeVENT Rain Jacket。ナカムラさんもそうですが、アイテム1つ1つのチョイスにこだわりが感じられます。僕はそういうのが薄いのでカッコイイなぁ、と感じたり。この山行を通じてかなりいろんな影響を受けました。二人ともオシャレ!この小さいサボテンみたいな植物、可愛かった。

前編はここまで。後編へ続きます〜。
by yama-oson | 2014-07-17 03:37 | 山行 (その他)

Jun Oson's Blog. Camping, Hiking, Traveling, etc.


by Jun Oson