2013年5月2〜6日、屋久島へ行ってきました。屋久島滞在5日中、登山をしたのは2泊3日。今回は羽田から屋久島までの移動のお話です。
屋久島。その名前はテレビや雑誌などで本当によく目にしていました。なのでなんとなく「いいなぁ」とは思っていたのですが、東京からかなり遠い&お金もかかるので現実的ではありませんでした。
しかし今回のGW。妻と「どこに行こうか〜」と話している時にこれもなんとなく「屋久島行っちゃうか!」という雰囲気になりました。航空券を調べてみると1ヶ月前の段階で予約は可能。目玉が飛び出るくらい高かったのですが、勢いで予約してしまいました。
登山ルートは雑誌や色んな方のブログを参考にしながら直前まで悩んでいましたが、尾之間〜淀川〜宮之浦岳〜新高塚小屋〜白谷雲水峡に決定しました。天気を調べてみると、なんか良い感じ!雨マークはなし。「となると…これはいるけど、これはいらない」などと楽しくパッキング。その装備表は
コチラ。準備万端なのであとは寝るだけ。
朝早めの飛行機で鹿児島を目指します。羽田から鹿児島まで約2時間。あっという間ですよ。
鹿児島駅からはフェリー乗り場の近くまでバスで行って、そこから15分ほど歩きました。フェリー乗り場あたりまでくると目の前に巨大な山がっ!その時は「なんかすごい山だな…」とろくに調べもしなかったのですが屋久島のカレー屋さんでお客さんと話した時に桜島であることが判明。道理で〜!すごい存在感なわけです。よく見れば煙も出てる…?
港からトッピーに乗り込み、2時間近くフェリーに揺られます…なかなか長い。しかもこのトッピーというやつはフェリーとは違うので巡航中は席を立ったりするのは基本的に駄目なんです(トイレとかはいいんです)。
宮之浦港に着いたらすぐにバスに乗り込み、今日の目的地尾之間へ。二又川というバス停で降りたら看板に従って海へ向かって下りていきます。
今回は山と道のハーフパンツ(サンプル)を試したかったのでハーフパンツで。でもどうも少し肌寒そうだったので
ジオライン レッグウォーマーも買ったのですが出発直前で
ジオライン タイツへ変更。ずっと履いてればいいか、と。
5分ほどで
ジェリーズキャンプ場に到着。かなり、いいっ!全体で体育館くらいの広さの芝生で、好きなところにテントを張っていいそうな。山側はモッチョム岳がドーンとそびえ、海側はひょいとのぞけば広大な海。芝生はフカフカで気持ちいいし…ちょっと歩けばスーパーなんかもあるし。いやぁ、ここは最高。管理しているおじさんはドイツ人?の方でボソボソと話すところも好感が持てました。
リンク先のサイトではスピリチュアル感を全面に押し出していますが少なくともそのおじさんはあまり興味無さそうな顔をしていました。おそらく奥さんが積極的なんだと思います(到着時はいませんでした)。
あまりに広すぎてどこに張るかかなり迷いましたが、ほどほどの所に(笑)。この日はGW前だったので他にテントは1張程度でした。
テントを張ったら食料の買い出し。山に入った後の朝食のパンやお酒などを買いたく。ひとまずキャンプ場からすぐのパン屋さん、
ベーカリー ペイタへ。閉店間際だったので種類が限られていましたが、素朴な味で美味しかったですよ。
パンを買ったら一安心なので、お風呂に行くことに。
尾之間温泉と
JRホテルの日帰り温泉とで迷いましたが、尾之間温泉まではちょっと距離があるのでJRホテルを選択。値段は5倍しますが(笑)。でもタオルも持っていく必要ないですし、シャンプーもあるし、楽でした。
お風呂を出た後は翌日のお昼を探しにスーパーへ。妻はお弁当を食べたいらしく、色々と探したのですが丁度良いのなく。ちょっと離れていますがコンビニを目指して歩くことに。
時間も19時を回っていたのでJRホテルで聞いて目星をつけていた定食屋さんにイン。
僕はおすすめの唐揚げ定食を、妻は屋久島名物のトビウオ定食を注文。この唐揚げが本当に美味しかった!形状が丸いのはおそらく鶏皮でお肉を包んでいるからだと思うのですが、外はカラッと中はジューシー!という感じで最高。東京にもあったら絶対に行きたいと思えるくらい大満足な定食でした。
すっかり暗くなった頃コンビニに到着。妻が求めているタイプのお弁当、最後の2つとお酒を無事にゲット。買い出しもなんとか完了してキャンプ場へ戻りました。
キャンプ場ではおじさんが焚き火をしていました。おじさんは日本語も話せますが、ちょっと難しい表現になると理解できないようでしたが焚き火にあたりながらしばし世間話。焚き火はいいなぁ、やっぱり。
翌日は5時起きの予定なので早めにテントに戻りました。テント内に置いた温度計を見てみると18℃。まったく寒くないのでシュラフを布団のようにかけて眠りました。