鷹ノ巣山(後半)
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2013年4月8〜9日、平日登山のメンバーで鷹ノ巣山に登ってきました。初日は奥多摩三大急登と呼ばれる稲村岩尾根から鷹ノ巣山に登り、メンバーと別れた後は一人で奥多摩駅を目指したのでした。



【登山ルート】
1日目:中日原 → 稲村岩尾根 → 鷹ノ巣山 → 2人と別れる → (ビバーク)
2日目:(出発) → 将門馬場 → 六ツ石山分岐 → 稲荷神社 → 奥多摩駅


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想像していたよりも地味な夕陽を眺めた後は夜ご飯。今回は久しぶりのアルコールストーブを持ってきたので簡単に生パスタ。しかし、気温が下がってきました。昼間は15〜20℃くらいあってかなりのぽかぽか陽気でしたが、夕方6時には0℃まで下がっていました。ただ、風はないのでそこまで寒くなくて静か。

夕飯の後はいつもの読書。今回は初めてMANASLU チロルランタンを使ってみました。読書をできる明るさはないとは思っていましたが、実際にその通りでした。結局eライトを使うことになりましたがテント内が全体的にほんわか照らされるのでなんか一気に小屋っぽくって広く感じますね〜。これは使えそう。

小さな音で音楽をかけながら読書しているとキューン!と鹿の声。またか。と思いましたが、「またお前か」というのは鹿のセリフ。あのキューン!という鳴き声は威嚇なんでしょうか(どこかで読んだ気がする)?今回は前のように近づいてこないようで、2〜3回鳴いたところで気配はなくなりました。あまり早く寝ると夜中に目を覚ますので頑張って本を読んだり、iPhoneでFacebookを確認したりLINEしたりしつつ(それってどうなの…)、ピールを飲んでいたら眠くなってきたので20時頃就寝。


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22時頃。頭のほうからパタタタタタとすごい音がしていて、思わず目が覚めました。なんだ?と確認するといつのまにか強めの風が吹いていてシェルターを揺らしているのです。0℃でも無風の時は寒くなかったのですが、今となってはなんだか寒い。特に足元。寝袋に入っていても寝袋の外から風が温度を奪っていくようで冷たいのです。

これは…寝れるかな?と不安になりましたが、ひとまず予備のウールソックスを上から追加したところ一気に足の寒さは解決されました(笑)。後は隙間風と音。どちらの問題も樹林帯のほうに移動すれば問題解決できるかも?と思いましたが、一度作った寝床を移動するのはとっても面倒。移動させないのであれば、クフをより低めに、隙間のないように張ればいいのでは?ということでまずはクフの4隅を予備で持ってきていたグラウンドホグステイクに交換。それによって浮いたチタンペグを短辺の間にあるループ(普段はあまり使わない)に追加。すると全体がより強固に固定されてタイベックのバタつきもだいぶ収まりました。

強風の中、初めてシャッタースピードを遅くして夜景を撮ってみました。20秒くらいのシャッタースピードだと強風でカメラが微妙に揺れるのでどうしてもピンぼけになってしまいました。上手く撮れるようになりたいなぁ。体が冷えたのでシェルターに戻って耳栓をして寝袋に入りました。最初は強風でシェルターが吹っ飛ぶのでは?と焦りましたが、Aフレームにしているおかげなのか、かなり安定しているのでいつの間にか寝ていました。


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5:00時にセットしておいたアラームには気づかず、5:30起床。スヌーズで起きたのかな?目を覚ますとテント内が明るくてなんだか嬉しい。早速例のコッヘルでお湯を沸かして朝ごはん。コーヒーとパン。地味な発見だけどコッヘルを2つ持っていると1つは風防になっていいかも。


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外に出てみると今日も見事な天気!富士山もバッチリ見えます。2日とも富士山が見えるって、そういえばあまりないような気がします。


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朝食を食べたらサクッと撤収。そしてセルフタイマーを使った自分撮り。一人で登ると風景ばかりになってしまうので、デジカメの時はこういうのもいいですね。フィルムだと1枚づつが大切なのでセルフタイマーのような冒険はしづらく。この時着ているウィンドジャケットはUSモンベルのTachyon Anorak。また別途レビューを描こうかと思っていますがけっこうお気に入りです。サイズSで61g(実測)。驚異的な軽さ。


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さ〜今日は初めて奥多摩駅まで石尾根で降りるルートを歩きます。楽しみだ〜!この道がアリ!となれば下山ルートはバスの時刻表に左右されなくなります。


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さすがに昨晩は寒かっただけあって霜柱が立っておりました。


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将門馬場。このあたりで思いっきりズッコケました。履いているパンツは無事にもかかわらず中の膝だけが擦りむけて出血…手品のよう。


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六ツ石山分岐。前はここを南に折れて太ももをヒーヒー言わせながら下山しました。なのでここから先は僕にとって初めて歩く道。


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登ってくるのはなかなか大変かもしれないですが、下る分には全然アリかと。思っていたよりも歩きやすいです。気持よく歩けます。


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稲荷神社までくればもう奥多摩駅は近いはず。強風の中無事に一晩過ごせたことにお礼ということで手を合わせます。まぁ、強風っていっても大したことなかったのかもしれないですが。


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9:30、無事に下山。思ったよりも早く下りられました。昼ごろに駅に着くから昼飯食べて帰るのが丁度良いかな〜なんて思ってましたがちょっと早いぞ…こうらくやってるかな?…と駅に着いたらやっぱりやってませんでした。でも駅の上のアースガーデンは朝の8時から営業しているそう!やった。


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カレーにコロッケをトッピングしました。美味かった〜!これで650円。安い。しかし、この季節の奥多摩は本当に最高ですね!毎週来たいです。

by yama-oson | 2013-04-09 20:54 | 山行 (奥多摩・秩父) | Comments(6)
Commented by まさ at 2013-04-23 22:34 x
んーいいですね!なんだか気ままなハイクって雰囲気がして、自分もこんな風に歩いてみたいです。osonさんのKhufuはタイベックなんでキャンドルの灯りが柔らかく反射してまた雰囲気が良いですね~。

石尾根は六ツ石を過ぎた辺りからが展望が地味になってきて下山でも割かしシンドそうなんですが、やっぱり鷹ノ巣辺りで1泊すると気分的に楽ですね。

そう言えばこうらく、今年2月に行った時は休業中だったんですけどもう再開したんですかね?あそこの定食また食べたいですが、上のアースガーデンのカレーもかなり美味しそう!今度下山後のご飯はこっちにして見たいと思います(^^
Commented by yama-oson at 2013-04-24 02:10
まささん
シェルターを持っていればけっこう気ままにいけてしまって楽しいですよね。
あ〜確かにクフタイベックだから特に光を反射するのかもしれないですね。
けっこう気持ち良い明かりでした。

六ツ石山あたりから尾根感が薄まって奥多摩らしい樹林帯になっていきますよね。
思っていたよりもなだらかだったので僕はけっこうアリでした!今度は逆から登ってみたいです。

こうらくは僕もまだ一回しか行ったことなくて、また行きたいな〜と常々思ってるのですが
「ご飯が終わってしまって」と断られたことが2回ほどあります(笑)。
アースガーデンのカレーもなかなかですよ。
腹ペコ下山後にはちょっと物足りないかもしれないですが。
Commented by けた at 2013-04-24 10:09 x
「またお前か」はまさにそうですね(笑)
僕はまだ一度しかテント泊した経験が無いペーペーなので、
早く鹿にそんな台詞言われてみたいです。
コッヘルを風防にするアイデアとてもgoodです!
Commented by yama-oson at 2013-04-24 10:37 x
けたさん
鹿に警戒されるとそこそこ緊張感が発生しますよ(笑)。
テント泊って最高なのでこの夏は沢山できるといいですね。
コッヘルの風防は、もうパッと思いついたことで
意外と効果がなかったりとかするかもですね(笑)。
Commented by YU at 2013-04-24 23:13 x
こんばんは。今回も楽しく読ませて頂きました。
僕だったら山行の途中で1人になる寂しさに心が折れるかもしれません(笑)。
僕も鹿の威嚇の声を聞きに奥多摩行きたくなりました!
Commented by yama-oson at 2013-04-25 23:44 x
YUさん
こんばんは。
実は僕もけっこう悩みました(笑)。このままみんなで帰ったほうが
楽しそうだよな…と。でもギリギリのせめぎあいで"もうちょっと山にいたい"
欲求のほうが勝りました(笑)。
今の季節は、奥多摩最高ですよ〜。僕もすでに行きたいです。
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