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三条の湯(前半)

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2013年3月23〜24日、奥多摩の三条の湯に泊まってきました。今回はまったくピークを踏んでいないので、タイトルを「三条の湯」としました(笑)。約2ヶ月ぶりくらいのテント泊。やっぱり最高!



前にテント泊をしたのが2月初めの日陰名栗。それから約2ヶ月近く経っているのですが本業の仕事が忙しくて山に行けていませんでした。ありがたい話ではありますが「山に行きたい!」という欲求が頂点に達したので、確定申告が終わると同時にすぐにテント泊山行の予定を組んだのでした。

今年は3月に入るといっきに暖かい日が出てきたので積雪の心配は無さそうでしたが、寒い日はまだまだ寒い。あまり奥深い山だと冷え込みがキツく寒がりの妻は辛いかも?ということと、通過はすれどまだ泊まったことのないという理由から、三条の湯を目的地としました。体力や時間にゆとりがあれば飛龍山を目指してもいいかもね〜難しければ三条の湯の日帰りでもいいよね〜山で寝れれば。と言って、意見が一致。

【登山ルート】
1日目:道の駅たばやま → 丹波天平 → サオラ峠 → 御岳沢 → 三条の湯(テント設営)
2日目:三条の湯(撤収) → きた道を戻る → 道の駅たばやま


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9:00、道の駅たばやまに到着。ここは温泉と食事処が併設されているので最高なんです。到着したのはいいですが花粉症の薬のせいか、異様に眠かったので30分ほど仮眠。

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妻が背負っているの新しいザックはLaufburschehuckePACKカスタムです。本当は山と道のONEをベースに、少し重たいですが気球にも使われる素材X-PACを使った丈夫めなザックが欲しかったようですが、残念ながら本体にX-PACは使っていないとのこと。あとX-PACといえばLaufburscheか、ということでMoonlight Gearもチェックしたのですが残念がらこちらはサイズがけっこう小さ目。荷物を沢山持つ妻には向いていません。しかも赤いX-PACを使ったタイプは限定なので売り切れていますし…。なので仕方なくドイツ語をコツコツと翻訳し、向こうの方とやりとりし(妻が)、ジップはつけるか?背面パッドは入れるか?みたいなことをすべて決めて発注。カードも使えないので海外送金して(手数料が高い!)2〜3週間待ってやっと納品!

この週末は"2日目の日曜日が雨かもしれない"という天気予報のため僕もHMGのウィンドライダーを背負っていったので、白ザック夫婦になりました。でもHMGのハイブリッドキューベンの白はほどよくまだらなので真っ白!という感じではないですが、X-PACの白は本当に真っ白ですね。

10:00、準備を整えて出発!


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地図で見ると、役場前バス停とガソリンスタンドの間に破線ルートがありますよね。僕らはそこを通って丹波天平に出たかったので登山口を探したのですがこれといった看板もないので困りました。見通しの良い道なんですが…。


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これか?これ…しかないよね。という階段があったので上がっていきました。


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と、やはりよくわからない斜面を歩くことに。どこかで道を見落としたのか!?iPhoneのGPSを頼りに道といえない斜面を進むと幅1.5メートルほどの舗装路に出ました。これが正解の破線ルートのようなので、やっと安心してその道を進みます。


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舗装路が終わってからは、さすが破線ルート!という崩れかけてるような道をいきます。僕は平気でしたが、妻は「崩れそうで怖い」と何度か言うほどの微妙な道でした。


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太いツルが木に巻き付いて折ったのか?巻き付かれた木は途中から下がありません。このあたりは生命力の強いツル?が多くて周りの木に絡みまくってました。


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12:30、丹波天平に出ました。お腹が空いたので、ちょっと行ったところで道を外れて倒木に腰を下ろしてランチにしました(写真を忘れた)。持参したランチパックとコーヒー。

13:00、お腹が満たされたところで出発。う〜ん、天平尾根は何度きても最高!ただ、この日は想定よりも早い桜の開花があった日なのですが、みなさんお花見をしているのかハイカーにまったく会っていません。以前、どなたかのブログで「天平尾根で熊を見かけた」とあった気がするのでほんの少し心配でわざと音が出るように歩いたりしました。


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30分ほどの短いトリップでサオラ峠に到着。天平尾根は終了〜。


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登山道脇に咲きそうになっていた花。リンドウ?色が濃くて目立ってました。


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サオラ峠から三条の湯までの道も崩壊しかけてたりと、なかなかハード。こんな風に倒木のトンネルをくぐり抜ける場面もあったり。


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サオラ峠からも意外と長いな…なんて思いつつ、15:30、三条の湯に到着!三条の湯に1組のカップルが宿泊していましたが、ここに来るまで一人も人に会いませんでした。土日なのに!こんなに嬉しいことはありません。テント泊の受付をすると「今日は空いてるので夕食は食堂使ってもらっても大丈夫ですよ」というお気遣いをいただく。「テント泊の者は小屋で暖まることはならぬ!」と頑固な小屋も多い中、こういう臨機応変な感じは嬉しいですね。

さて…貸切のテン場にテントを張りに行こうかなっ!

by yama-oson | 2013-03-23 19:18 | 山行 (奥多摩・秩父)

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