JMT (ハイク2日目)
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JMTの1日目は11時に出発したものの、17km歩くことができました。
2日目の今日は朝から歩けるのでもう少し長い距離を歩くことになりそうですが、
大きな湖が点在する絶景の区間を歩くので楽しみで仕方ないです。



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8/28(火):シャドウレイク(撤収) → ガーネットレイク → ルビーレイク
      → サウザンアイランドレイク → ドノヒューパス手前(設営)

それは夜中前の事。「ちょっと寒いな〜」と思って目を覚ましました。
温度計を見てみると3℃程度。上はベースレイヤーにフリース、下はダウンパンツ。
そこにナンガの300SPDXなので寒いというのもおかしいよな〜、と思い
理由を考えてみたのですが、なんとなく寝袋が機能していない様子。
いつものフカフカ感があまりないのです。

今回は寝袋をガチガチに圧縮して持ってきたうえに、日没ギリギリに到着したので
太陽に当てたりロフトの回復をのんびり待つ時間はありませんでした。
2日目はかならず太陽に当てて寝袋の性能を引き出さねば、と思った次第です。

と、となりの妻も寒くてあまり寝れない様子でした。しかも衝撃的事実が……。
「くじいた足が痛い」というのです。寝る前にY君から薄い湿布?みたいな
ものをもらってはいましたが、冷えも手伝ってけっこう痛いそう…。

【ハプニング⑤】妻の捻挫が辛そう

正直「Y君とN君には先へ進んでもらって、僕らはレッズメドウまで戻るか…」
という覚悟もしました。痛いものは仕方ないです。先へ進むには40km以上、
戻るなら17kmで済むので、ゆっくり戻るしかありません。
実はここに至るまでがすでに十分に楽しかったので、素直にそう思えたのでした。
「朝の足の様子をみて決めよう」と言って、妻には僕のダウンジャケットを貸して
ひとまず眠りにつきました。やはり微妙に寒く、夜中に2、3度目を覚ましました。


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6:00起床。お隣のN君がテントから顔を出しています。
聞いてみると、やはり昨夜は寒くて寝づらかった模様。
温度計を見てみると0℃。日の出前はやはり寒いようですね。


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妻に足の様子を聞いてみると「だいぶ良くなった」とのこと。
まぁ、寝ておきたばかりではわからないのでひとまず朝食にします。
JMTではベアキャニスターをピックアップしにいくところから1日が始まります。


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妻のおにぎり好きはJMTでも発揮されていました。


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写真撮影 N君


そうこうしているうちに、シャドーレイクにも朝日が届いてきました。
山ではよく思うことですが、太陽最高!!いっきに暖かくなってきます。

この日は「各々自由に行動しよう」と決めていました。
どこで休憩しようが、どこで昼ごはんを食べようが、泳ごうが、自由。
「ドノヒューパス手前でキャンプね」ということだけがきまりです。
僕らはダラダラと準備していましたが、Y君は「どこかで昼寝したいな〜」と
言って20分ほど早めに出発していきました。

妻にもう一度足の様子を確認すると「歩けそう」とのこと。
無理をしないように先へ進むことにしました。
8:30、僕と妻はN君よりも少し早く出発しました。


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撮影ポイント①


歩き出しこそフーディニを来て、ロングパンツにして歩いていましたが、
20分もしないうちに太陽に照らされてハーフパンツスタイルにしました。

このあたりの景色はまるで絵本の世界、といった感じでした。
おもちゃのような木、青い空、白い岩、ゴーゴー流れる滝。歩き出しから最高の景色です。
目の前には存在感のある山があるのですが…名前がわかりません(笑)。
日本と違ってコース上に山のピークがないので、名前が覚わらないのです。


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本当に歩きやすい道が続きます。
レッズメドウのあたりと比べて、だいぶ岩岩していますね。


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さきほどのスイッチバックを登り切るとガーネットレイクが見えました。デカい!


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綺麗だな〜!なんて見とれていたら初めて道を見失いました。
湖のところで二股に分かれていたのですが、僕らは進行方向についている道を
歩いてみたところ、それが見事に間違いでした。それは道ではなかったのです。
あれだけハッキリ道ができていたので、みんな間違えるのでしょうね(笑)。
仕方ないので道なき道を下りていくと、すぐに本線に復帰できました。


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と、そんなロスをしているうちに後で出発したN君が合流。
ガーネットレイクの水際まで行って水を汲みます。
このあたりはしょっちゅう湖があるので「水を持ってなくていいのでは?」
と思えるほどでした。一応、セイシェルを満たすだけ汲んでおきます。


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撮影ポイント②


Mtリッターを目の前に。なんて絵になる構図なんでしょう。
こんなに暑いのに残雪がありますね。


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写真撮影 N君


この写真はN君がパノラマで撮ったものです。クリックすると拡大できます。


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そよ風も吹いていて最高に気持ち良いです。
せっかくだし、少しのんびりしていきましょう〜と3人で小休止(疲れてないけど)。

ボケーっと山を見ていたら、向こうのほうに歩く人を発見。Y君!!
僕らが手を振るとY君も気づいたらしくトレッキングポールを降っています。
しかしここから歩いて10分以上の距離があるのでそれで終わり。
またどこかで会えるでしょう。


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休憩もほどほどに出発!湖の周りをグルッとまいていきます。
すると湖畔にいるハイカーが山をバックにベアキャニスターを撮影していました。
きっと彼もブログを書いているに違いない。でないと、あんなことはしません(笑)。


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撮影ポイント③


13:00、ルビーレイクに到着。いい時間になっていたので昼食にします。


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この日の昼は火器類を使わずに、クリフバーとカロリーメイトとスターバックスコーヒー。
このクリフバー、山と道の夏目さんがブログでオススメしていたものですが
ボリュームもあって確かに美味しかったです!個人的にはホワイトチョコレートマカデミア味
がグッときました(といいつつ、他にはチョコ味しか食べてないですが)。
カロリーメイトは粉々になっていましたが、クリフバーは大丈夫でした。

と、対岸にまたもやY君の姿が。さっきよりだいぶ近いです。
Y君もこちらを見つけて何かを叫んでいます。
しかし、さすがに何を叫んでいるかまでは聞き取れず。
わからない、というジェスチャーをするとY君も諦めて歩き出しました。


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さー食べたらすぐに出発!でないと火器を我慢した意味がないです。


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撮影ポイント④


エメラルドレイク!周りを囲んでいる山が小さくて開放的。
湖の色も相当綺麗だし、芝生もフカフカだし、ここいいなぁ!なんて思っていると、


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お先にブリーフ姿で水浴びしているおじさんがいました。

う、羨ましい〜!と思いつつも、実はちょっと焦っておりまして。
「このペースでいくとトゥオルミーメドウにたどり着くのもけっこうギリギリ!」
ということが徐々に明らかになってきたのです。

このあたり、湖が多いということは細かなアップダウンが続くということでして、
湖→のぼる→おりる→湖…を何度も繰り返すのです。
いくら歩きやすいとはいえ、そんなに距離を稼げないことがわかり、
2日目の目的地、ドノヒューパスの手前まで行けるのか、怪しくなっていたのです。


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写真撮影 N君


エメラルドレイクを越えてズンズン歩くと、また開けた場所に出てきました。


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ここではじめての渡渉(小さいけど)をすると……


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撮影ポイント⑤


ドーーン!!サウザンアイランドレイクです。
僕は、この景色を一番楽しみにしていたと言っても過言ではありません!
大きく広がる湖の上に無数の小さな島が浮かび、その奥にはMtリッターがそびえています。
蒼い湖面は太陽を浴びてキラキラと光輝いています。おお…美しい。
この景色をじっくり自分の目で見ることができたので、もう悔いはありません!

そして、このあたりでJMT内2人目の日本人男性に会いました!
見た目はかなり若そうでズッシリと重そうなザックで歩いています。
記憶が確かではないのですが、確か「学校の休みを利用してJMTに来た」と
言っていた気がします。まさか2人も日本人に会うとは…。
「トゥオルミーメドウは日光が当たらなくて寒かったですよ」と
アドバイスをくれました。そしてお互いの無事を祈って別れました。


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しばしサウザンアイランドレイクの美しさに酔いしれたところで先へ進みます。
ここからのトレイルもかなり素晴らしいものでした。
山々を望めるうえにすごくフラットな道。思わず顔がニヤけてしまいます。


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撮影ポイント⑥


わっ!Y君や。本当に昼寝でもしてたのか…。
とはいえ、合流するわけではなく、僕らは僕らで先へ進むことに(笑)。
こういうのも気楽で楽しいです。


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まだまだフラット&絶景の区間は続きます。ずっと続いてほしいなぁ。


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池塘も点在してて雲上の楽園!ですね。池塘があると楽園感が強まりますね。
別にこのあたりにも張りたければテントを貼ってもいいわけで。
いいなぁ…こういう自由な感じ、素晴らしいなぁと感動。


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マーモットなど小動物もこちらを窺うように顔をのぞかせていたり。
このあたりの段階で15:00くらい。今日はなんとしても寝袋をお天道様に当てて
ふんわりとした寝袋で寝たい!ということで先を急ぎます。


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撮影ポイント⑦


17:30、写真をあまり撮ってないほど一目散に歩いてキャンプ適地を発見。
僕はなぜか体力が有り余っていたのですが、妻とN君はもうヘトヘトということ。
「ここにしよう!」とドサッと荷物を下ろして2日目のキャンプ場所に決定。
川も近いし、テントを何張りもできそうな広々フラットスペース。最高です。


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早速テントを張って寝袋を太陽に当てます。
するとみるみるうちに寝袋が膨らんでいくのがわかります。やはり太陽は偉大です。

そのうち、白人女性3人組が僕らのテントの近くにやってきました。
「わたしたちもここでテントを張っていいか?」と聞くので「もちろん」と答えました。
JMT広しといえども、キャンプ適地(特にグループにとって)は少ないのかも。

しかし…それよりも、30分くらい待ってみてもY君がやってきません。
あの昼寝の場所で別れたものの、その後何度も合流しており、
キャンプ地まで1時間程度の場所まではY君と一緒にいたのです。
最初は「ま、すぐに来るでしょ」なんて呑気にいたのですが
あまりに遅いので心配になってきました。

1時間近く経っても現れないので、一番体力の余っている僕が捜索に出ることに。
どうしたんだろう?迷ったかな?ケガでもしたかな…と来た道を戻ると
5分もしないうちに歩いてくるY君と再会。なんでも、あと少しというところに来て
急激に眠くなって気づいたら寝てしまっていた、というのです!
よくわからない理由ですが、とにかく無事で良かった!


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この日はみんなあまりに疲れていたので適当にご飯にして寝ることに。
焚き火したいな…と思いましたが、それどころではない感じでした。
太陽パワーを蓄えた寝袋はフカフカで、とても暖かく眠ることができました。


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by yama-oson | 2012-08-28 20:51 | 山行 (海外)
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