JMT (サンフランシスコ買い出し編)
2012年 08月 25日
8/25(土):成田 → SFO → ホテル → フェリービルディング → REI → ホテル(泊)
ドキドキで迎えた初日。しかし飛行機の出発時間は16:00。山に行くときほど早起きをせずとも十分に間に合います。11:00頃、N君とY君を車でピックアップして成田に向かい、たいした渋滞もなくスムーズに到着!(ちなみに9日間停めていた駐車場代は12,000円)
夕飯まで時間あるよね〜なんて思って14時頃に空港で昼ごはんを食べたのですが乗ってすぐに夕食がはじまってしまい、全然楽しみじゃない状態で食べました。しかも帰りの飛行機でもまったく同じ過ちを繰り返しました。
入国手続きって一人づつ「Next!」とか言って呼ばれて「アメリカには何の用事だ?」などと威圧的に聞かれるのですが、僕はそこでちょっとした間違いをしでかします。"ブログを書いてる癖がそうさせた"としか言いようがないのですが、入国手続きカウンターで僕の前のN君が審査されているところを撮影してしまったのです。
実はそこは撮影禁止場所。職員のいかついお兄さん(イメージ:ラッセル・クロウ)に「おい、お前、今撮影したろ?」と聞かれます。そして「こっちへこい」と言われて見ると撮影禁止マーク。気付かなかった…。お兄さんはこちらをみつめて「ディレイト」と静かに言い放ちました。「OK!もちろんでやんすよ!」とその場で削除しました、速攻。その後も終始威圧的で怖かったなぁ…。
【ハプニング①】サンフランシスコが寒い。
感覚的には日本の春ぐらいでしょうか?日も出ていなくて風もあり…。サンフランシスコって常夏じゃないの!?ヨセミテやJMTばかりに気を取られていた僕はサンフランシスコの気温までチェックがまわってなかったのです。慌ててフーディニをザックから取り出して着込みます。
【ハプニング②】ハイドストリートは危険地域。
なんか道の雰囲気がどんよりしてるというか…ホームレスがとても多い。通りもなんだかすっごい臭いし、ジロジロと見られます。これは…怖い。地図を持ってるY君にみんなが集まり「ホテルは?」とせっつきます。Y君は落ち着いたもので「このあたりのはずなんやけど…」とキョロキョロ。「あった!」と見ると一本向こう側の通りにホテルがあるじゃないですか。
事前にサンフランシスコ滞在経験のある花井さんに危険地域は聞いていて「このストリートを通れば安全にホテルに行けるよ」というのも教えてもらってたのにそれをすっかり忘れてハイドストリートを通ってしまったのでした。一本西のラーキンストリートを歩くといっきに明るい雰囲気なのに。あ〜怖かった…。しかし、こんなとこにあるホテルで大丈夫なのかしら?
結果を先に書くと、まったく問題ありませんでした。カウンターの人も親切だし、内装も思ったよりもかなり綺麗でした。シャワーが壊れてたり、ドライヤーが使えなかったり、隣の外国人が軽いケンカしてるのが丸聞こえだったのが気になったぐらいで…これで一人5,000円もしないのですから、僕はノープロブレムです。
ヨセミテまでのアムトラックは
1)フェリービルディング → エメリビル(バスで30分)
2)エメリビル → マーセド(アムトラックで2時間50分)
3)マーセド → ヨセミテ(バスで2時間50分)
の3パートに分かれています。一発で行けるわけじゃ、ないんですね。
なのでチケットも、1人片道3枚のチケット×往復×4人分で24枚出てきました。
実はこの段階で僕はアルコールストーブの燃料を調達できていませんでした。ハイカーズデポの長谷川さんには「車用品店にHEETというオイルがあって、アメリカのハイカーはそれをよく使っている。オススメですよ」と聞いていました。
なので気にしてホームセンターや車用品店、ガソリンスタンドを探していたのですがそういうお店はなかなかありませんでした。グループでの旅行なので自分のためだけに「車用品店に行きたい」とも言えず。1件、ガソリンスタンドのストアに入って「ヒートはありますか?」と聞いたら「ヒート!」といって電子レンジを指さされました。ギャグなのかマジなのか。最終的にはREIで素直に1リットルのアルコールを買えばいいんですけどね。
Y君とN君は僕が手配して取り置きしておいたベアキャニスターを無事ゲット。この時は普通にお店にも沢山ベアキャニスターが在庫でありましたが無い場合もあることを考えると取り置きがベターだと思いました。他にアメリカ製のフリーズドライ、行動食(クリフバー)、虫よけ、そしてアルコール燃料を購入して帰路につきました。もう…ヘトヘト。
Y君が散歩から戻ってくると、みんな各々ご飯を食べて風呂に入って速攻寝ました。僕は普段から寝るのに時間がかかるのですが、この日は目を閉じてからの記憶が5秒もないぐらいの勢いで、アッという間に眠りに落ちました。
by yama-oson
| 2012-08-25 20:59
| 山行 (海外)