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JMT (サンフランシスコ買い出し編)

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東京〜サンフランシスコの移動と買い出しなどの準備の様子です。この日はアムトラックのチケットの発券や、REIでベアキャニスターなどの受け取りをしないといけません。



8/25(土):成田 → SFO → ホテル → フェリービルディング → REI → ホテル(泊)

ドキドキで迎えた初日。しかし飛行機の出発時間は16:00。山に行くときほど早起きをせずとも十分に間に合います。11:00頃、N君とY君を車でピックアップして成田に向かい、たいした渋滞もなくスムーズに到着!(ちなみに9日間停めていた駐車場代は12,000円)


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さっそくデルタ航空のカウンターでチェックイン。これも山と道のブログで学んだのですが、ザックはピロピロが沢山ついてるので荷物を放り投げられた時にひっかからないよう、デカいビニール袋に梱包します。ガムテープはカウンターで借りれました(帰りも借りた)。このペラペラのビニール袋のおかげか、行きも帰りもサイドに差してある傘やストックなどはなんの問題もなく戻ってきました。梱包していると「ライターは預けられないですよ」と言われてガーンとなりザックをほじくり返してクッカーの中のBICライターを取り出しました。


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出発の2〜3時間前に余裕を持って到着したつもりが昼ごはんを食べたり両替したりと、なんだかんだで時間がなくなり気づいた時には搭乗が始まっていました。僕らのチェックインは相当最後のほうだったのか、席は最後列!

夕飯まで時間あるよね〜なんて思って14時頃に空港で昼ごはんを食べたのですが乗ってすぐに夕食がはじまってしまい、全然楽しみじゃない状態で食べました。しかも帰りの飛行機でもまったく同じ過ちを繰り返しました。


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ビューン!と約10時間後。11時(ここからアメリカ時間)にサンフランシスコ国際空港(SFO)に到着。

入国手続きって一人づつ「Next!」とか言って呼ばれて「アメリカには何の用事だ?」などと威圧的に聞かれるのですが、僕はそこでちょっとした間違いをしでかします。"ブログを書いてる癖がそうさせた"としか言いようがないのですが、入国手続きカウンターで僕の前のN君が審査されているところを撮影してしまったのです。

実はそこは撮影禁止場所。職員のいかついお兄さん(イメージ:ラッセル・クロウ)に「おい、お前、今撮影したろ?」と聞かれます。そして「こっちへこい」と言われて見ると撮影禁止マーク。気付かなかった…。お兄さんはこちらをみつめて「ディレイト」と静かに言い放ちました。「OK!もちろんでやんすよ!」とその場で削除しました、速攻。その後も終始威圧的で怖かったなぁ…。


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気を取り直してサンフランシスコ市内へ向かうためにバートに乗り込みます。中心部へ向かうにはこれが一番安いんじゃないでしょうか?確か8.25$。30分くらい。


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バートの窓の外にはサンフランシスコの住宅街が広がっています。海外へ来てこういう景色を見るのが大好き!異国感が最高!と思いつつも、なんだか空がどんよりしているのは気のせいでしょうか…。目的の駅、シビックセンターで降ります。そこまではよかった。駅のエスカレーターで地上に上がると…寒い!すっごい寒い!

【ハプニング①】サンフランシスコが寒い。

感覚的には日本の春ぐらいでしょうか?日も出ていなくて風もあり…。サンフランシスコって常夏じゃないの!?ヨセミテやJMTばかりに気を取られていた僕はサンフランシスコの気温までチェックがまわってなかったのです。慌ててフーディニをザックから取り出して着込みます。


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もうお昼も過ぎてるし、とにかくホテルを目指そう!ってことで地図を頼りに歩き出します。「ハイドストリートを北上して、エディーストリートを曲がればいいのかな?」意外と簡単に行けそうだぞ〜と、ハイドストリートを歩き出します。すんなりと行ければそれほど遠くなく、10分ほどでホテルのはずです…が、

【ハプニング②】ハイドストリートは危険地域。

なんか道の雰囲気がどんよりしてるというか…ホームレスがとても多い。通りもなんだかすっごい臭いし、ジロジロと見られます。これは…怖い。地図を持ってるY君にみんなが集まり「ホテルは?」とせっつきます。Y君は落ち着いたもので「このあたりのはずなんやけど…」とキョロキョロ。「あった!」と見ると一本向こう側の通りにホテルがあるじゃないですか。

事前にサンフランシスコ滞在経験のある花井さんに危険地域は聞いていて「このストリートを通れば安全にホテルに行けるよ」というのも教えてもらってたのにそれをすっかり忘れてハイドストリートを通ってしまったのでした。一本西のラーキンストリートを歩くといっきに明るい雰囲気なのに。あ〜怖かった…。しかし、こんなとこにあるホテルで大丈夫なのかしら?

結果を先に書くと、まったく問題ありませんでした。カウンターの人も親切だし、内装も思ったよりもかなり綺麗でした。シャワーが壊れてたり、ドライヤーが使えなかったり、隣の外国人が軽いケンカしてるのが丸聞こえだったのが気になったぐらいで…これで一人5,000円もしないのですから、僕はノープロブレムです。


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ホテルの部屋はまだ用意できてないとのことなので(僕らの到着が早かった)、荷物だけおかせてもらって防寒具を着込んでバスでフェリービルディングに向かいます。あぁ、さっきまでの雰囲気とは違って明るくて陽気な雰囲気(でも寒い)!


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お腹も減っていたのでフェリービルディング内にあったGOTT'S Roadsideに入ってハンバーガーを注文。サンフランシスコ初の食事。注文を受けてからジュージュー焼くスタイルでとても美味しかったです。


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あ、忘れてた。メインの用事、アムトラックの発券をしなければ。フェリービルディングのすぐそばにあるアムトラック事務所を訪ねてアムトラックのチケットを自動券売機で発券してもらいます(操作は簡単)。その時、予約した際に入力したクレジットカードが必要になるので注意です。

ヨセミテまでのアムトラックは
1)フェリービルディング → エメリビル(バスで30分)
2)エメリビル → マーセド(アムトラックで2時間50分)
3)マーセド → ヨセミテ(バスで2時間50分)
の3パートに分かれています。一発で行けるわけじゃ、ないんですね。

なのでチケットも、1人片道3枚のチケット×往復×4人分で24枚出てきました。


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チケットも無事に入手して一段落の僕らは少しフェリービルディング内をフラフラ。美味しそうなお店や気になる雑貨屋など満載でずっといられそうでしたがそれそろお次の目的地、REIに向けて移動せねばなりません。


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バートでシビックセンターまで戻り、そこから歩いてREIを目指すことにしました。時間は16:00。日本で言えば徹夜して朝の8時…。眠気と疲れの波が押し寄せてきます。

実はこの段階で僕はアルコールストーブの燃料を調達できていませんでした。ハイカーズデポの長谷川さんには「車用品店にHEETというオイルがあって、アメリカのハイカーはそれをよく使っている。オススメですよ」と聞いていました。

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なので気にしてホームセンターや車用品店、ガソリンスタンドを探していたのですがそういうお店はなかなかありませんでした。グループでの旅行なので自分のためだけに「車用品店に行きたい」とも言えず。1件、ガソリンスタンドのストアに入って「ヒートはありますか?」と聞いたら「ヒート!」といって電子レンジを指さされました。ギャグなのかマジなのか。最終的にはREIで素直に1リットルのアルコールを買えばいいんですけどね。


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そうこうしているうちにREIに到着。シビックセンターから歩いて30分ほどでした。あまりに寒いのでひとまず防寒着(ベースレイヤー)などを物色。「わ〜!スマートウールが日本の半額だぞ」なんて展開を期待したのですが実際には全然安くなくて、日本のショップのほうが(登山用品の)品揃えは良かったです。一応REIブランドの化繊タイツを1枚だけ購入。40$くらい。

Y君とN君は僕が手配して取り置きしておいたベアキャニスターを無事ゲット。この時は普通にお店にも沢山ベアキャニスターが在庫でありましたが無い場合もあることを考えると取り置きがベターだと思いました。他にアメリカ製のフリーズドライ、行動食(クリフバー)、虫よけ、そしてアルコール燃料を購入して帰路につきました。もう…ヘトヘト。


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あまりに疲れてたので、ひとまずホテルへ帰還。夜飯をどうするか協議。そりゃあ美味いものを食べたい。けど調べる気力もない。なのでREIなんかで買ってきたものを広げたりしてパッキング。この写真が1リットルアルコール燃料。確か8$くらい。高くないけど安くない。日本から持ってきた100ccと300ccの容器に移し替えて残りは置いていくことに。もったいない〜…けど帰りの飛行機にも積めないし、仕方なし。


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もう、まともなご飯は無理!疲れた!ってことでホテルの隣のストアに入って冷凍食品とかカップヌードルとかを購入。ホテルで食べることに。(このストアの店長がすごく陽気な人で色々とおまけしてくれたりした)ホテルに戻ろうとするとY君が「僕、せっかくだから少し散歩してくるわ」と夜のサンフランシスコに消えていったのでした。す、すごい…。

Y君が散歩から戻ってくると、みんな各々ご飯を食べて風呂に入って速攻寝ました。僕は普段から寝るのに時間がかかるのですが、この日は目を閉じてからの記憶が5秒もないぐらいの勢いで、アッという間に眠りに落ちました。

by yama-oson | 2012-08-25 20:59 | 山行 (海外)

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