新穂高〜八ヶ岳(2日目)
2012年 07月 15日
初日は結局グダグダしてただけになってしまったので、2日目は晴れて欲しい!
と心のそこから願いつつも、なんだか相変わらずドスグレーな空…。
【登山ルート】
1日目:新穂高温泉(前泊) → ロープウェイ(往復) → 新穂高温泉 → わさび平小屋(設営)
2日目:わさび平小屋(撤収) → 新穂高温泉駐車場 → 美濃戸口 → 赤岳鉱泉(設営)
3日目:赤岳鉱泉(撤収) → 硫黄岳 → 横岳 → 行者小屋 → 美濃戸口
む〜ん…小雨かぁ…。なんとも煮え切らない気分。
ちなみに、夜中の気温は非常に高くて15℃ほどありました。
シュラフは完全に掛け布団状態で寝ました。
美味い!けど、やっぱりこういうのって朝食べるものじゃないっすね。
そうそう!この日のアルコールストーブは新規投入したもの。
僕が普段読んでいるブログ、TETKさんのフープストーブがヤフオクに出されていたので
前から気になっていた僕は意を決して落札したのでした。
美しいトルネードの炎はなんとも心地よいですし、とにかく軽い!
この季節は大活躍してくれそうな予感です。
本来は双六岳を目指す2日目のはずでしたが…ひとまず作戦会議。
やはり雨の日に頑張って双六岳に登ってもまず確実にガスってて何も見えないと思うので
断腸の思いで撤退を決意。この3連休はどこもきっと雨なんだね…。
まぁ、いいさ!そうと決まったらスタスタ下山するだけ!
久しぶりに見たかった映画でも見ようかな。それもいいな〜。
その駐車場に戻り荷物を詰め込んで出発!温泉も面倒だし家に帰って風呂入ろ〜
と、一路中央道を東京に向けて走り出しました。
…が、「八ヶ岳は今日も明日も晴れマークになってる…」と妻。
「そっか〜八ヶ岳にしとけばよかったね」と僕。
「待てよ…このまま走ると…もうすぐ八ヶ岳だね…」と二人。
土曜、日曜合わせて3時間程度しか歩いていない僕らは八ヶ岳の森を思い出して
居ても立ってもいられなくなったのでした。八ヶ岳行き決定!
とはいえ、その時だいたい11時くらい。ここから行って間に合うのか?
間に合うとしたらどのルートが良さそうなのか?検討するのに八ヶ岳の地図が欲しい…。
そんな時、大活躍なのがiPhone版の山と高原地図(流れが通販番組みたい)。
運転をする僕の横で妻がマップを購入&ダウンロードしてルートを検討。
「今日は赤岳鉱泉まで登ってテント泊、明日は硫黄岳・横岳に登る」という
ルートをとることにしました。便利〜。
赤岳鉱泉まではここから約2時間なので時間的にも問題ないはずです。
と、外で準備していると物凄い数のアブ(蜂サイズ)が何十匹と寄ってきます。
妻は半狂乱です。気持ちはわかります…さすがに僕もウワァ…って感じでした。
特に車に寄ってくる印象だったので荷物を持ってとにかく離れました。
美濃戸口〜赤岳鉱泉のルートは林道っぽくてフラットでした。
個人的には歩きやすくて好きでしたが妻は物足りないようでした。
登山口から15分ほどあるけばアブの数はグッと減ってきました。
翌日下山した時にはさらに数が減っていたので、
この日はきっとアブが大量に生まれた日だったのでしょう(妻談)。
というか、予報通り晴れてる!嬉しい〜!作戦成功!
奥のほうまで行って雨に濡れたテントを設営しました。
この日は久しぶりにパスタです。ジャッキーさんの真似をしてカルディの生パスタ。
火の調節ができないアルコールストーブでパスタを茹でるのはけっこう大変なんです。
実は家でも練習したのですがまず確実に吹きこぼれます。ビックリ水を用意したり
コッヘルを持ち上げて火から遠ざけるなどの工夫をしないといけないです。
でもどちらも面倒なので僕は今回250ccほどのお湯で茹でてみる作戦をとりました。
結果、吹きこぼれはなかったのですがどうにも水が少ない印象です。
なんとも煮え切らない感じというか。でも食えないほどではなくて美味かったです。
茹で汁は捨てずに無印のミニラーメンのお湯に。
…こんなベージュ色の麺類を同時に食べることになったのはたまたまです(笑)。
生パスタもミニラーメンもどんな感じか試してみたかったのです!
ナチュラルローソンで売っていたワインは100mlで300円ほど。なかなか高価です。
妻は「このワインは美味しい!」と気に入ったようでした。
僕にはワインの良し悪しはほとんどわかりません。
翌日は全部で7時間くらいの行程なので朝の3時にタイマーをかけて就寝。
夜になっても気温は12℃くらいだったのですが風がややあったので
わさび平小屋よりも涼しく感じました。気持ちよかったです。
ただ、テントを張った地面は木の根っこが出っ張っていて非常に寝づらく
この日は完全に熟睡とはいきませんでした。木の根っこには用心しないと。
by yama-oson
| 2012-07-15 20:55
| 山行 (八ヶ岳)