日和田山
2012年 02月 04日
西武池袋線の駅からそのまま歩き出せるという超お手軽コース。
あまり時間が無かった僕は、この日和田山に登ることにしたのでした。
そもそもこの日和田山、山登りを始めた頃に登りに行ったのでした。
しかし途中で雨が降ってきて、当時そこまで山にのめり込んでいなかった僕らは
「無理せず帰ろう」とすぐに帰り、その後は行く機会を逃してここまできたのでした。
この前日、帰宅したのが0時。そこから「どこに登ろうかな」と、
いろんな山関連書籍を引っ張り出してきてリサーチ。
あーでもない、こーでもないと一人グズグズ悩んでいるうちに夜中の3時。
「4時に寝たとして3時間睡眠を取ると起床は7時。家を出るのが7:30か…」
と、この時点で冬の短い日照時間を考えると厳しい時間設定です。
しかしどうしても山に行きたかったので(山中毒?)、
8時前の電車で行ける山を調べたら日和田山が候補に挙がったのでした。
そうと決まればザックに日帰りセットを詰め込み、パパッと準備完了&就寝。
【登山ルート】
武蔵横手駅 → 北向地蔵 → 物見山 → 駒高 →日和田山 → 金刀比羅神社 → 高麗駅
今回持っていったカメラは最近手に入れたCONTAX T2です。
このカメラはmotnormさんのブログでその存在を知ってから興味を持ち、
Facebookで「CONTAX T2、欲しいなぁ」とつぶやいたところ
「持ってますよ〜」とコメントをもらい、譲ってもらったのです。
なんとなく、少しテンションが下がる暗さ。
もちろんアイゼンがいるというほどではありませんが、気を抜くとツルッ!といきそうに。
さすがに定評通り力強く写ってますね。ピント合わせが難しいですが。
物見山は人気なのか10人くらいの登山者が休憩していました。
写真右奥に見える木のベンチに座って昼食にします。
このカメラ、最短撮影距離が70cm。長い!
そのせいか、足元の火器とカップラーメンはピンぼけしております。
せめて50cm以下ぐらいであってほしい…テント内での撮影は難しそうです。
などと思いながらラーメンとおにぎりを食べていると急に腹痛が。
緊急度5段階中の3ぐらいのやつです(逆にわかりづらい例え?)。
これは困った〜と地図を見ると駒高というポイントにトイレマークが!
隣には最近山登りを始めた感じの仲良しカップルが、手作り弁当を食べながら笑顔です。
そんな彼らを横目に見つつササ〜っと高速で火器類やゴミを片付け立ち上がり、
「山でこそスマートでありたいのです、僕は」みたいな顔で立ち去りました。
写真では上手く写ってないですが富士山もバッチリ見えるポイントでした。
ここで昼食にすれば良かったな〜なんて思いつつもトイレに急ぎます。
え?と思うとなんとそこに村上さんが。なんでも逆周りで登ってきたとのこと。
Facebookでのやりとりを見て登ってきてるので半分意図的ではあるものの、
あと5分トイレに篭る時間がズレればニアミスしてたわけで半分偶然であります。
村上さんは僕が昼食を食べた物見山まで登ってピストンで戻る予定らしいので
僕も一緒に戻って即席ピクニックをすることに。
僕としてはスマートに頂上から下りてきたので「隣のカップルがいたら恥ずかしいな」
と少し思っていましたが、心配無用でカップルはいなくなっていました。
NTTの無線中継所のあたりに高指山という山があるらしいのですが
二人でキョロキョロしてみたものの見つかりませんでした。
標高は300m程度ですがけっこう見晴しは良いですね。
「オソンくん、裏側から撮るって珍しいね」と村上さんに言われました。
確かに!全然気づきませんでしたが、確実にこれは裏側です。
しかしそこはフィルムカメラの辛いところ。鳥居のためにもう一枚撮影するというのも…。
僕と村上さんの最寄り駅は同じなのでそのまま電車に乗ります。
あっという間に駅について「それじゃまた!」と言って別れました。
思いがけない2人ハイクになって楽しかったです!
そして日和田山。たぶん、僕が行ける山として最も近い気がします。
さすがにちょっと物足りなさは残りますが、手軽さとしては最強です。
「明日山行こう」と思い立ち、朝7〜8時くらいに起きて行ける山はウレシイ存在です。
by yama-oson
| 2012-02-04 20:24
| 山行 (その他)