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雲取山2

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2011年11月5〜6日、雲取山に行ってきました。
って、先月末にY君と行ったばかりなのですが、今回は妻と妻のおばさんと一緒です。
テント泊ではなく久しぶりの山小屋泊。ドキドキです。



去年の夏、八ヶ岳に連れていってもらったおばちゃんが
雲取山に登るとのことで、妻と共にご一緒することに。
深夜バスで岐阜からやってきたおばちゃんを新宿でピックアップして雲取山を目指します。
Y君と行ったときは日曜日だったので鴨沢駐車場がギリギリ空いていたのですが
今回はやはり空いていませんでした。なので少し登った小袖乗越の駐車場まで登りました。
こちらはそこそこ停めれる駐車場ですが、7:30ぐらいでギリギリでした。

今回の雲取山の記事は、前回とほとんど同じルートなのでコンパクトにまとめました。

【登山ルート】
1日目:小袖乗越駐車場 → 堂所 → 七ツ石小屋 → 奥多摩小屋 → 雲取山 → 雲取山荘(小屋泊)
2日目:雲取山荘 → 登りと同じルートを下る → 小袖乗越駐車場


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7:50、準備が完了!まずは登山口を目指して登り出します。


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とっても良い天気です。石尾根で綺麗な富士山が期待できそう。


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紅葉が綺麗です。


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妻のザックには代々木公園で買ったアルパカの人形が付いています。
何個か人形を所有していて気分によって変えているようです。
時々山の中で「あ、山ガールだ」と言われたりすると、微妙に不快らしいですが
アルパカの人形をつけた人は山ガールって言われるよな〜と思ったり。
というか、山ガールは基本的にバカにした言葉ではないと思っています。
オシャレに気を使いながら山に登っている若い女性を山ガールって言ってると思うのです。
もっと言えば、山に登っている若い女性はみんな山ガールって言われるんですよ、きっと。


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10:40、七ツ石小屋に到着。お昼ごはんにします。
僕はコンビニで買ったカップラーメンとおにぎりにしました。
今回は山小屋泊なのでかさばるゴミが出る食べ物もOKにしました。


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妻はでっかいパンにハムとか野菜とか挟んで食べています。カメラを意識した食べ方。


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お昼を食べたら出発して、しばらく行くと僕の大好きな石尾根です。
前回は初めてだったのでとても感動しましたが、2度目の今回も十分に気持ち良いです。


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やはり、富士山もバッチリ見えています。
もしかしたら僕は秋の登山が一番好きなのかもしれません。10月がベストかな。


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13:00、奥多摩小屋の直前でHariyama Productionsさん達と遭遇。
確かに代々木のフリーマーケットの時に「奥多摩あたりで鍋してますので是非!」とは
聞いていたのですが、僕は今回の山行が事前に決まっていたので「ちょっと無理だなぁ」と
諦めていたのですが、まさか偶然お会いできるとは!
なんでも「今日はここにテントを張ります」とのことで、僕らと泊まる場所が違いました。
自身で作られたキューベンファイバーのザックを背負って
とってもスタイリッシュでありました。


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しばし立ち話をして「いつかご一緒しましょう〜!」と別れたのですが、
しばらく行ったあとに振り返ると恐ろしくデカいテントを設営していました。
後にFacebookで聞いたところによると、ヒルバーグのアルタイというテントなのだとか。
6人用ですよ、6人用。山の中では張れる場所が限られるテントですが、
大人数で登る時には条件さえ揃えばめちゃ楽しいのではないでしょうか?
ま、このテント(約10万円)を誰が購入するのか、っていうのは問題ですが…。
Y君あたりがサラッと買わないかな〜。「あ、俺持ってるよ」って。


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今回僕は30リットルのアルスビンで来ました。
少しづつ軽くするパッキングに慣れてきたので、30リットルに余裕で収まりました。
このザック、見た目はかっこ良くとも重さが1kg以上あるのが難点ですが、
まぁ、小屋泊1泊2日や日帰りならなんでもいいですよね。なんとでもなります。


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13:50、雲取山に登頂。前回よりガスってはいませんが、晴れてるとは言いがたいです。
しばし頂上の景色を楽しんだ後は、宿泊予定地の雲取山荘を目指して少し下ります。


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14:30頃、雲取山山荘に到着。小屋泊の受付をします。
おばちゃんが一応という意味で「個室ってないですよね?」と聞くと
「馬鹿言わないでよ。小屋の状況を見て言ってよ」と怒られました。
まぁ、山小屋の人の気持ちもわからんでもないですが、
怒ることじゃないよな〜とも思いました。
きっと、これから山小屋も変化を迫られるのでしょうね。

僕の愛読誌『PEAKS』の冒頭の記事に
「秋の涸沢のテント数1200張!」というのがありました。
10月頭の連休、去年は600張だったのが今年は1200張もあったのだとか。
特に"グループで来ても1人1つのテントを張る"というのが最近の特徴だそうな。
きっと個人志向が強いのでしょう。かくいう僕もそういうスタンスなので理解できます。
これだけ個人志向が強いのですから、山小屋で泊まるというのはなかなか気合がいります。
知らない人と一緒の大部屋、洗濯できない布団、たまにいる不愛想な小屋の人。
僕はどれも「山小屋という特殊な場所だから仕方ない」と思っていますが、
それらが改善されない限りは山小屋宿泊者はどんどん減っていくのでしょう。
トイレが改善されていってるので、きっと大丈夫だとは思いますが。
って、何目線で心配しているのか…(笑)。

しかし、6畳くらいの部屋に14人はなかなかキツい〜!パンパンです。
4人の30代前後の女性グループと、2人の大人しいカップル、
5人の若い男女グループ、そして僕ら3人。
みんな適度に気を使いあっているので、過ごしやすかったです。
それでも17:00くらいに夕食を食べたあとお酒が飲めない僕は特にすることがなく、
朝よ、早く来い!とばかりに、18時頃には就寝しました。


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朝4時に起床。あのパンパンの状況で眠れるか心配でしたが、
そこそこ太い神経を持つまでに成長した(?)僕はいびきをかいて眠れたのでした。
朝ごはんを食べて布団を畳みパッキングを済ませて小屋を出ます。
外にはすごい人。まぁ、これだけ大きな山小屋(400人収容可能)なので当たり前か。


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6:00、下山開始。前回はわざわざ頂上を経由して分岐まで戻ったのですが、
そこは学習して巻き道を使いました。静かで良い感じの巻き道でした。


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稜線はやや風が強く、ウィンドジャケットを着込んで歩きます。ガシガシと順調に下ります。


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10:30、無事に登山口まで戻ってきました。程よい疲れ。

帰りはもえぎの湯で汗を流して、併設されてるお食事処で角煮丼を食べて奥多摩を後にし
そのまま岐阜へ帰るおばちゃんを品川駅まで送っていったのでした。
おばちゃんありがとう!楽しかったよ〜。また一緒に登りましょう。

凝りもせずマウンテンマゾヒストについて書きますが、履けば履くほど体に馴染んできます。
足の筋肉が発達してくる感じ?ほとんど問題なく歩けました。
やっぱり何事も経験してみないとわからないものですね〜。


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by yama-oson | 2011-11-05 20:18 | 山行 (奥多摩・秩父)

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