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雲取山(2日目)

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2011年10月23〜24日、雲取山に行ってきました。
平日登山部のメンバーであるY君と僕の二人だけです。
初めての(ちゃんとした)タープ泊。グッスリと眠ることができました。



【登山ルート】
1日目:鴨沢駐車場 → 堂所 → 七ツ石小屋 → 奥多摩小屋 → 雲取山 → 雲取山荘(設営)
2日目:雲取山荘(撤収) → 雲取山 → 三条の湯 → 林道 → 鴨沢駐車場


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5:30、起床。昨日は19時くらいに落ちるように眠ったので…
途中少し起きたのを差し引いても8時間は寝たことになります。
ここ最近時間に追われるように過ごしてきたので、かなりスッキリ!
山登りを始めた頃、なかなか寝付けなかったのが嘘のようです。
この日はとても暖かく、夜中でも5℃くらいまでしか下がりませんでした。


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そして、初めての(ちゃんとした)タープ泊は最高でした。
「雨降ったら嫌だなぁ」という思いは常に頭の片隅にあるにはあるのですが、
それを差し引いても壁の無い状態で眠るのは最高です。
天気が良ければ眠りにつくまで星を眺めていられるし、
朝は目を覚ますとテントのジッパーを開けるまでもなく
朝露の匂いやひんやりした空気に包まれているのです。
しばらくボケーっとしてもいいし、すぐに起きだしてお湯を沸かしてもいいし。
自然と生活のボーダーレスな感じがたまりません。


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するとY君も起きたようで、各々朝食をとって寝床を撤収します。
パッキング完了!内側にスリープマットを巻くスタイルにしてみました。
すると、明らかに形状が美しいではないですか。これからはなるべく内側に巻こう。


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7:00、雲取山荘を後にします。
帰りは三条の湯方面を目指すので昨日登った雲取山にまた登ります。
三条ダルミに抜ける巻き道があるはずですが、なんかよくわからなかったので
なんとなくもう一度雲取山の山頂を経由していくことに。


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8:00、雲取山頂上。しかし、ガスってますね〜。
昨日は団体さんがいて写真を撮れなかったので、一応記念に撮影します。
Y君は先日購入したばかりのバラクラバをかぶりたかったようです。
確か、僕はツッコまなかった気がします。


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三条の湯に向けて下山開始。


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幻想的といえば幻想的でしょうか。


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時折、綺麗に紅葉している木があります。3割ぐらいでしょうか。
この写真は全然綺麗じゃないですね。


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三条沢を超えるともうすぐ。


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10:30、三条の湯に到着。
せっかくなのでひとっ風呂浴びていこうと思い小屋の人にたずねると
「まだお湯いれてないんですよ〜。4〜50分待ってもらえれば入りますがどうしますか?」
とのこと。なんとなくだった僕らは「それなら大丈夫です」とお断りして、
小屋の前で休憩だけさせてもらったのでした。
冒頭の鹿の頭蓋骨は、この三条の湯に置いてあったものです。


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30分ほど休憩したのであとは下るのみです。
三条の湯から少し下った沢沿いにテン場がありました。
川に囲まれた中洲のような場所にあるテン場で、雰囲気はかなり良さそうでした。


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なんだか鮮やかな紫の実があったり。


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11:30、登山道が終わりました。
お腹が減ったので登山口でお湯を沸かして僕はコーヒーを、Y君はアルファ米を食べます。
その時、目の前にあったブロック塀?がこの写真で、見事な苔の生え具合でした。

さてと…ここから約3時間、車も通る林道をひたすら下ります。
3時間といえば、上高地から横尾まで行ける時間です!それをただひたすら下ります。
こんなときは二人いることが非常に心強いです。
他愛もない話をひたすら続けながらテクテク下っていきます。


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途中、思わず「わっ!」と声が出ます。
ミミズの巨大になったような原色の生き物が地面を這っているのです。
これは…こちらの記事でも報告されているヤツワクガビルですね…。
僕は鳥肌を立てながら見ているだけでしたが、Y君は棒で触っていました。


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しかし…長いっ!こんな林道歩くなら少し遠回りでも天平尾根を歩くんだった…。
とにかくこんな道を延々と歩き続けて、14:00に鴨沢駐車場へ戻ってきたのでした。
そして車に乗り込み、例のテントをデポした場所へ向かいます。
ドキドキしながらそのポイントを探してみると…ありました。
見つけてしまえば「そりゃそうだ」とあっけないですが、とにかくあって良かったです。
この日は平日なうえにけっこう良い時間になってしまったので、すぐに帰路につきました。

雲取山、想像していた以上に素敵な山でした。これはリピーターが多いのもうなずけます。
登りはじめは緩やかで、頂上に向けて徐々に急になっていく感じとか。
これからも何度か来るような気がします。


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by yama-oson | 2011-10-24 20:03 | 山行 (奥多摩・秩父)

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