白馬三山(3日目)
2011年 09月 25日
初日は軽い吹雪にあったものの、2日目は温泉につかってとてものんびりできました。
3日目の今日は下山するのみの行程です。
【登山ルート】
1日目:猿倉 → 白馬尻小屋 → 白馬岳頂上宿舎(設営)
2日目:白馬岳頂上宿舎(撤収) → 丸山 → 杓子岳 → 鑓ヶ岳 → 白馬鑓温泉小屋(設営)
3日目:白馬鑓温泉小屋(撤収) → 小日向ノコル → 猿倉
写真撮影 N君
最終日は3〜4時間かけて下山するだけなので遅めの出発に設定。
5:00頃、山の朝としては遅めの起床です。それでもまだ日は登っておらずかなり暗い状態。
僕は夜中2回ほど「ちょっと寒いな〜」という感じで起きました。
吹雪の夜は熟睡して晴天の夜が寒くて目覚める、というのはなんともおかしな話です。
実はこの日、斜面がほんの少し傾いてるというのとニーモ オビ1の出入口の場所の関係から
僕は通常足を置くほう、つまり狭まっているほうを頭にして寝たのでした。
すると常にシュラフがテントの内壁に接地している状態で、軽い結露や外気温の影響を
モロに受けることになり、それが寒さの要因になったのでは?と考え至りました。
もしくは…ニーモ オビ1はメッシュ部分が多いのでそれが寒いのか…。
あと、山と道 U.L.Pad15s+ですがこの程度の気温ではまったく問題なしでした。
文句のつけようがないのですが、改めて感想の記事を書きたいと思います。
それでも、そこそこ眠れた充実感を胸に隣のN君のテントに声をかけると
「朝風呂、良かったよ〜」というので、Y君のテントに「風呂行こう」と声をかけに。
「行こう、行こう」ということで露天風呂から日の出を見ようということになりました。
10分ほど風呂につかって待ってみるも日の出まではもうちょいかかりそう。
「え?もうちょいで日の出だよ?」というY君には申し訳ないですが、先に出ます。
僕は温泉に行く行為は好きですが、お風呂というもの自体はさっさと終わらせたいのです…。
僕はお湯を入れて3分のカルボナーラパスタ(よく山道具屋で売ってるやつ)を食べました。
なんとなくで買ったものですが、食べてみるとけっこう美味しかったです。
朝からしっかりしたものを食べたい僕としてはけっこうアリでした。
名残惜しいです。温泉のリラックス感も強いと思いますが、天国のようなテン場でした。
テントを張った場所も絶景ポイントだったので、それも良かったのかな。
みんなでわいわい行けたのも良かったのかな。またいつか来たいと強く思いました。
といっても、ちゃんと歩いていれば危険というほどではないです。
N君は頭を濡らしてスッキリしています。坊主はいいなぁ…。
直感的にわかりやすい!個人的には残りの距離や時間は知りたくないので
このだいたいで知らせてくれる看板が一番いいかも。
写真に写っているのは偶然入ってしまった山ガール。
最後の30分くらいはずっと「下山したら何を食べる?」という話をしていたので
下山するなり即効で猿倉荘のメニューを凝視する我々…。いろいろとありそうです!
しばらくするとY子ちゃんも下山してきました。
いかにも僕が生ビールを飲んでいる写真ですが…僕はお酒があまり飲めないので
実際には妻に少しもらって写真に撮ったのでした。
でも一口だけもらった生ビールは本当に美味しかったです。
ビール飲める人ってとても羨ましい!ヘトヘトで登ってビール飲んでグーって最高ですよ。
帰りのバスは白馬駅から新宿までなので、猿倉から白馬駅まで移動しなくてはなりません。
バスも2時間くらいに1本あるのですが混雑が予想されるのでタクシーを呼ぶことに。
2人で乗ったのではかなり割高になりますが、5人いるのでバスより安い!
白馬駅から高速バスで新宿に到着して解散。各々帰路についたのでした。
今回は吹雪があったり暖かい温泉があったりと、刺激的な山行になりました。
雲ノ平の時とは違って行程にゆとりがあるのも、のんびりできて良かったです。
白馬鑓温泉はまた来年も行きたいです(真夏は逆に暑すぎるかも)。
by yama-oson
| 2011-09-25 20:21
| 山行 (北アルプス)