鳳凰三山2(1日目)
2011年 07月 23日
僕と妻とY君、N君の4人パーティーです。
まったく平日ではないのでカテゴリーをどれにしようか迷いましたが
今までにない大人数で登ったので平日登山部としました。
この写真、妻が五色滝で僕らを撮ったものですが、なんかいい感じ(笑)。
4:30、自宅を出て世田谷区のY君、N君をピック。
たいした渋滞もなく8時頃には青木鉱泉に到着しました。
僕は去年一人で登った鳳凰三山ですが、他の3人は初です。
登山ルートは地蔵ヶ岳を2日目に回してる以外は僕の時とまったく同じです。
ブログやマップなどの情報を総合的にみると、登り6時間、下り7時間ほどの長丁場。
気合を入れて望みましたが、果たしてみんな無事に登頂できたのでしょうか?
【登山ルート】
1日目:青木鉱泉 → 白糸滝 → 五色滝 → 鳳凰小屋(設営)
2日目:鳳凰小屋(撤収) → 地蔵ヶ岳 → 観音岳 → 薬師岳 → 青木鉱泉
写真のザック、手前からN君、妻(僕が貸した)、Y君のものです。Y君…コンパクト!
「何個ザック持ってるの!?」と思われるかもしれませんが、4つです。
前回の八ヶ岳に持っていったJamは微妙に後ろに引っ張られるような感覚があったので
今回もうちょっとしっかりした骨格を持ちながらそこそこの軽さを実現している
メリディアンヴェイパーを購入したのでした。
ザックとか靴って(特に靴)重要なので試着して吟味することを要求されますが
結局のところ使ってみないとわからないんですよね…。
靴がわかりやすいですが、店で試し履きするのと山を実際に6時間歩くのでは
まったく別物といってよいほど違うものだと思うのです。
今回のザック、水とか食料を含めた重さが9kgほどでした。我ながら軽い!って感じです。
去年、鳳凰三山に登ったときはおそらく12kgほどなので3kgもダウン!!
まぁ…この1年間ほどでそれだけいろいろと買ってきた、ということですね…。
青木鉱泉を訪ねて駐車場料金を支払います。1日750円なり。
8:45、いよいよ登山開始です!
写真撮影 N君
ところが、出鼻をくじかれるように工事中ゾーンに突入。
なんかあちこち歩かされて微妙にロスタイム。
この日はバッチリ晴れていましたが、樹林帯だしそよ風があったのでけっこう快適。
写真撮影 N君
しかも道中には小川や大小様々な滝があるので、ホッと一休憩できます。
浄水ボトルがあればなぁ…冷たくて美味しそうなこの水を飲めるのですが。
いつものように行きのSAで購入したおにぎりを食べます。
「これ、登るの?」って傾斜を登り続ける感じで。
ベニテングタケ?とにかくすごい存在感!そしていつもペア。
こんなアクセントがあるときは良いのですが基本的にはずっと同じ調子で登ります。
去年一人で登った時もそうでしたが、途中の記憶が無くなるほど。
もしかして少し前にあった台風の影響で増水してる?すごい水量です。
みんなあまりの迫力で笑顔になり、冒頭の写真みたいになったわけです(笑)。
奇跡みたいなことを淡く期待しましたが、すでに10張りくらいはありました。
でも探してみると奥のほうに4張りくらいいけそうなスペースがあったので確保。
一人目、Y君のビッグアグネス フライクリーク1。重量1kgを切る超軽量一人用テントです。
実はこのテント、翌日チェックしてみると床に穴が空いてしまったことが判明!
フットプリントを使用していないY君にも非はありますが、たった1回で穴が空くって…。
軽量化するために相当生地を薄くしてあるんですね。注意が必要です。
自立しないテントなので苦戦しているようでしたが、慣れればもっと簡単にできるはず。
時間ができたら公園なんかで試し張りしてもいいかもしれません。
あまり見ない形状なのでかっこ良かったですよ。
きっとこういう日本のテントって物が良いのでずっと使えるんだろうなぁ。
もし、初心者の友人にすすめるとしたらトレックライズとかかもしれません。
そうです、今回の山行は夫婦なのに一人用テントを各々担いだんですね〜。
僕も妻もそれぞれの山友達ができたので、一人で行くときにハバハバHPの2.3kgは
ちょっと現実的ではなくなったので一人用を買ったのでした。
ちなみに3人ともセールとか個人輸入で購入してるので、もっと安く買っています。
オビ1の感想ですが、良いっ!収納時の重さはフットプリント込みで1.5kgほどで軽量ですが
広さを犠牲にしているわけではなくて広々しています。
ご覧の通り前室もかなり広くて、鳳凰小屋のような狭いテン場では持て余すほど。
しいて難点をいえば色が好きじゃないかな。もうちょっとだけ渋い色がいいな。
やっぱり鳳凰小屋は狭いだけあって満員になるのがあっという間だなぁ…。
去年の経験も含めて考えると、土日なら16時くらいがタイムリミットかもしれません。
16時をすぎると場所が相当なくなってきますので注意が必要です。
ってN君と話す右手のフライクリークの中ではY君が撃沈。
で!さらにその右手にはなんとULスタイルハイカーのタープが張ってあるじゃないですか。
雑誌やブログなどではよく見てましたが、実際にみたのは初めて…。
これがタープかぁ、って見てると持ち主が登場。どこかで見たことあるような…。
と記憶をたぐるとハイカーズ・デポで一瞬だけお話したHrk55さんでした。
なんとも不思議な縁!と思っているとN君のテントの隙間にギリギリでシェルターを張る人が!
こちらもUL系の方でKさんという方でした。物腰柔らかい立派な体格の方でした。
(写真手前のシルバーのシェルターがKさんの)
微妙に知っている方だったり世代も近いので楽しくお話できました。
夜ご飯時も「ご一緒して良いですか?」なんてことになって6人で晩ご飯です(笑)。
その時の写真がこれ。こんなに大勢で山でご飯を食べたのは初めてで楽しかった〜。
初めてのソロテントだけど寝れるかな?なんて思ってましたが無用な心配で
あっという間に眠りに落ちました。
by yama-oson
| 2011-07-23 20:01
| 山行 (南アルプス)