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富士山 吉田口2(1日目)

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2011年7月14〜15日、富士山に登ってきました。実に3回目の富士登山。
「わたしはもういい」と言って妻はきませんでした(笑)。
先月一緒に八ヶ岳に登った、地元愛知の友達4人で登ってきました。



そもそも、先月歩いた北八ヶ岳はこの富士山の訓練のためでした。
「俺、やっぱり山登りはいいかな」って言い出すやつが一人くらいいるかと思いましたが、
そんなことなく無事に平日の木曜・金曜で集結することができました。
(友達は現在輪番休暇で木・金休みのやつが多いのです)

一応、わかりやすいように名前を記しておきます。
左からタク、ジュン(僕)、マル、トモ、です。

僕のほうは6時くらいに起床して7時頃東京を出発。
集合時間の10時の少し前、9:45くらいに五合目に到着しました。
愛知県組は5時間ほどは時間がかかるために、1時間ほど遅れて五合目に到着しました。
愛知県組は遠いので多少の誤差が出るのは仕方ないのですが、
実は理由は他にもあってタクがこまめにトイレ休憩を要求したからだそうな。
まぁ〜こんな富士山の麓で合流できたので、良しとしましょうか。

【登山ルート】
1日目:吉田口五合目 → 八合目トモエ館
2日目:八合目トモエ館 → 富士山頂上 → お鉢巡り→ 吉田口五合目


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五合目は平日だけあって、若干人は少なめ。
天気予報では「木曜も金曜もめっちゃ晴れ!」だったのですが、
少なくとも五合目は濃いガスにおおわれています…ここだけなら良いのだけど。
11:30、とにかく集合できたことを祝すかのように早速昼ご飯にします。


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11:45、登山開始!
僕としては高山病が怖かったので五合目でもうちょっと体を慣らそうと提案したのですが、
「いいじゃん、もう行こうよ」って先を急ぐ急ぐ。
この人ら、せっかちだわ〜(笑)。気の知れた友達だから?
真面目に高山病の辛さを説いても仕方ないので、「じゃ行こう」ってことに。


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初めての富士登山の時に妻がグッタリしてしまったポイントで、トモがグッタリしてます。
トモはどちらかといえば"用心するタイプ"なので、純粋に頑張ってほしいなぁ。
この手前のせっかちコンビは全然余裕のようです。


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12:20、六合目の下山道との合流あたりにて。
先程は一瞬「大丈夫かな?」と心配させたトモも慣れてきた様子。
しかし、ガスが濃くてなにも見えません。あ〜今年も展望は期待できないか!?


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七合目手前くらいかな?今のとこみんな元気です。


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こんな記念撮影なんかして。例のネックゲイターを着用しております。
僕が最初に登ったときは空気が薄くて体が重たかったけど、みんなケロっとしてますよ。
そんな僕も少しは高所に慣れたのか、全然余裕でまだまだ登れそうです。


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七合目にリフォーム中?の山小屋、東洋館がありました。めちゃ綺麗!
最新の山小屋だから何か新しいシステムが導入されてたりするのかな?
富士登山において多くの人が掲げる嫌なポイント、"寝床が狭い"問題も解決されてるのかな?


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15:30、元祖室に到着。後ろの入道雲が絵に書いたように立派!
ここまで、たまに休憩はするけども基本的に一定のペース(けっこう早い!)で登ってきました。
なかなか早いスピードじゃないでしょうか?少なくとも僕らの最初より遥かに早い。

先頭をいくマルは昔水泳をやっていたので肺活量があるのか、すごいスピードです。
僕はマルよりは山を登っているので、心のなかで「そのうちバテるぞ〜」なんて
ゆっくり登っていたのですが全然バテないっ!すごいな、と感心。
しかも他の二人もそれについていけるのだから…なんで?やるなぁ。


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16:30、宿泊地のトモエ館本八合目に到着!写真は撮りそこねました。
でも小屋の前からの景色は撮ってました。ガスもだいぶ晴れて良い天気!


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今日はド平日、きっといつもよりも少しは広い寝床に違いない!と
寝床に案内してもらうと激狭。今までとなんら変りません。
ジャンケンにはかろうじて勝ったので、"一番端っこ+隣は友達"というかなりの好立地の
場所を確保できたものの、狭い〜!肩幅より狭い!
これ、最初のほうに入るほうが不利なんじゃないだろうか?
後で来る人のために詰めて入れられるのだから、最後の人はゆったりになる計算。
まぁ、今更文句を言っても仕方ないので黙って荷物の整理なんかをします。


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17:30、夜ご飯。ハンバーグの乗ったカレーライス。
僕は妻のペースに慣れているのでややのんびり食べるのですが、残りの3人早い!
なんてせっかちなんだ(笑)。愛知県人が食べるのが早いのか?
今日の山小屋で食べる早さTOP3が我々のグループ3人です、ってくらい早い。


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なんかブーブー言ってばかりですが、カレーも食べて「何しようかな」と思っていると、
小屋の人が「影富士が綺麗に出てますよ!」と声をかけてまわっている。
それは見に行こうって見に行くと、実に素晴らしい影富士が出ていました。


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到着の時に撮りそこねた山小屋の写真はこちら。日が沈みかけています。
この日は本当に暖かく、3,400m付近だというのにフリース1枚羽織っていれば大丈夫なほど。

あ、あと先日プレゼントでもらったスントのコア。もちろんつけていきました。
五合目で標高を合わせて登りましたが、この山小屋の段階で70mほど誤差がありました。
こんなものといえばこんなものなのでしょう。でも、ちょっとガッカリだったな。
1m単位で刻んでくれるので誤差がよけいに気になってしまったのでした。


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この日は満月に近い月で、とっても綺麗に輝いていました。
雲の隙間からのぞく麓の街の灯りもゆらめいていて、とても幻想的です。
はぁ〜これをずっと見ていたい!ですが、さすがに少し寒くなってきました。
20:00頃、寝床に戻るとマルを筆頭に数人寝ていました。
今夜は寝れるかな?横になると頭痛はしないかな?この狭さは大丈夫…かな?
などなど不安要素ありまくりの状態で寝袋に入ったのでした。


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by yama-oson | 2011-07-14 20:32 | 山行 (富士山)

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