富士山 須走口
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2010年7月30〜31日、2度目の富士山に登ってきました。
去年、僕は初めての登山として登っているのですが、なんとなく今年も登ることに。
さすがに去年と同じルートでは詰まらないので須走口というルートから登ります。



実際、もう一度登っているので登る必要もないといえば無いのですが、
初めての登山から少しづつ道具やウエアも買ったのでそれを試したいのと、
多少山にも登るようになったので少しは山レベルが上がってないか?ってのも試したいのと、
去年は頂上での展望がほとんど効かなかったので、今度こそは!っていう
再挑戦の気持ちが入り交じっての2回目の富士登山になりました。

須走口から登ろうと決めたのは良いものの、須走口は吉田口のように
「新宿→五合目まで直行!ツアー」みたいなものは無さそうなので
(登山口までの道が狭いので大きなバスが通れないし、駐車もできないのです)
自分たちで電車とバス(登山口までのバス自体はあります)を乗り継いでいきます。

【登山ルート】
1日目:須走口登山口 → 太陽館(小屋泊)
2日目:太陽館 → 富士山頂上 → 須走口登山口


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7時頃新宿を出て、10:30頃須走口の登山口に到着。
登山口近辺に数店の茶店があるのでまずは腹ごしらえをします。
僕はきのこのパスタを注文。出てきたのはきのこたっぷりの大ボリュームのパスタ!
もうお腹いっぱい!ってほどのボリュームで大満足です。
妻が頼んだのは鹿肉のカレー。臭みもほとんどなく、こちらも大ボリューム。
きのこ茶もサービスで出てるし、「帰りも寄ってくださいね!」なんて言われて
このあたりの茶屋は味やサービスで競い合っている様子。なんだか好感!


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いや〜お腹いっぱい!ですが、そろそろ出発せねば。
11:30、登り始めます。通常の登山ではこんな時間から登り始めることって
あまり無いのですが、今日は七合目まで登るだけなのでゆっくりペース。
先ほどまで降っていた小雨はすっかり止んでいます。が、明日の頂上は大丈夫だろうか。


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須走口のはじめのほうはこんな感じで、一般的な山みたいです。
吉田口はいきなり整地された坂道みたな感じだったのでかなり違いがあります。


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1時間ほど登った12:35、六合目(2,420m)に到着。ガスがすごいです。
ここでしばし休憩したのち、すぐに出発です。


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吉田口ほどではないけども、それなりに整地されていてかなり歩きやすいです。
登山者数も吉田口に比べて遥かに少ないので、山小屋も多少はすいてるかな…?(願望)


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14:30、宿泊地の太陽館に到着。あっと言う間すぎです。体力もまだまだ有り余っています。
そして懸念していた山小屋の込み具合ですが、激混み(笑)。
週末の富士山において空いてるなんてことはあるはずないか…。通路にも寝袋が。
去年はまったく寝れなかったという悪夢(いや、寝てないので"夢"じゃないか)が蘇ります。
しかし早く着きすぎたな。晩ご飯もまだまだだいぶ先という感じ。


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あまりに暇なのでちょっと先まで登ったり、小屋の前でフラフラして時間を潰します。
16:30、待ちに待ったご飯です。富士山の山小屋というとカレーライスが定番になりますが
"太陽館はハンバーグが出てる"という情報から、この山小屋にしたのでした。
しかも豚汁とご飯はおかわり自由!お腹いっぱい食べました。美味しかったです!


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食後は例のごとくやることがないので小屋の前でのんびりします(この時17:00)。
去年は雨も降っていて寒かったのでここまでのんびりできませんでした。
しかし…今夜はちゃんと寝れるでしょうか?最大の関心ごとはそこです。
一応、再度ご来光に挑戦のため、0時くらいには起床予定。
18:00頃には期待を胸に就寝…お隣りさんが近いぜっ。

21:00…やっぱり寝れない!狭いせいもありますが、去年と同じで
横になるとどうにもこうにも苦しいのです。寝る時って呼吸が浅くなるんだなぁ。
持ってきたiPodなんかでポッドキャストを聞いていましたが
延々とそんなことをしているのもたまらんなぁ、と天井を見つめながら思っていたら
妻も同じくあまり眠れないらしいので0時山小屋発の予定を22時に変更。


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腹が減っては戦はできぬ、ってことで22時に朝食用のお弁当を食べます。
これは…一体何食になるのでしょうか?朝飯?夕飯?夜食?とても美味しかったです。
小屋の前で、おじさんが「いやぁ、さっき頂上まで行ってきたよ。空いてて良かった」と
とても自慢げです。そしたら小屋で待ち構えていたリーダーさん(たぶん探していた)に
「勝手な行動はとらないでください!」と怒られていました(笑)。


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と、ここからの写真は極端に減ります。暗いので撮るものもないですし。
かなり早い時間に出たこともあって、2時頃に頂上に到着!
当たり前ですが、真夏だというのに富士山の夜中の頂上はかなり寒く(おそらく0℃くらい)、
辛抱なりません。あまりに寒いので小屋でお茶でも飲もうと思うのですが、
早い時間なので小屋も営業しておらず、ただただ寒空の中日の出を待つしかありません。

着ているものをすべて着こみ(Tシャツ→長袖→フリース→ダウン→ゴアテックス)ますが
0℃という気温と強風と座って停滞という要素が相まって、体感温度はかなりの寒さ!
目の前の外人さんはかなりの薄着ですが元気に友達としゃべっています…すごい。
1時間半ほどそうしていると、だんだんと気持ち悪くなってきました。
これはやばい、ということでご来光は断念して下山することに。


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早速下山開始しますが、一度気持ち悪くなってしまった体はなかなか元に戻らず。
妻も同じように顔面蒼白でヨロヨロと下山します。
濃い霧に覆われた下山道は方向感覚をおかしくして気分の悪さを増長します。
あぁ〜最悪。お酒を飲み過ぎて気持ち悪くなって帰る時の気分です。

駄目だ!これは仕切りなおししよう。ってことで八合目あたりの山小屋のベンチを確保して
しばし仮眠を取ります。やはり睡眠不足は高山病になりやすい、と身を持って実感しました。
2〜30分深呼吸を心がけつつ仮眠をとったら、幾分か気分もスッキリしました。
太陽はすっかり登っていたのでなんだか暖かく、気持ちも晴れやかになったのも大きいかも。
ヨッシャー!っと下山を再開します。


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このように単調な道を下るわけです。ずいぶん下のほうまで見えるようになりました。


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6:40、須走ゾーンに突入。確かにズザザーっとリズムよく滑り下りることができます。
しかし…長いっ!何十分と同じことを繰り返さないとならず、途中で飽きてきます。
飽きたからといって須走ゾーンが終わるわけではないので、真顔で下ります。


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これが最後の写真。少しはまだ笑ってるかな。
途中、自衛隊とすれ違ったりして、予定していた時間よりもかなり早く下山。
バスと電車を乗り継いで、4時間も早く帰宅できました。

少しは高山に慣れたかな?なんて調子に乗っていましたが、全然でした。
でも全然でした、ってことがわかっただけでも良いかもしれません。
山はやっぱり舐めては駄目です。0℃の強風の怖さを身を持って実感しました。
ところで、登山者の数が多すぎるので一人1,000円とか入山料を取ればいいと思う。
多少は登山者も減るだろうし、富士山の整備のお金に当てれるだろうし。
来年は…3度目の富士登山はあるのでしょうか?…ないかな?


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by yama-oson | 2010-07-30 20:13 | 山行 (富士山)
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