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甲武信岳(2日目)

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2011年6月18〜19日、甲武信岳に登ってきました。
予報通りに土曜日は雨になり夜には止みましたが、果たして日曜日は晴れたのでしょうか?
昨日はまったく景色が見れなかったので今日こそは山の連なりを眺めたいのです!



【登山ルート】
1日目:毛木平 → 千曲川信濃川水源 → 国師ヶ岳分岐 → 甲武信ヶ岳 → 甲武信小屋(設営)
2日目:甲武信小屋(撤収) → 三宝山 → 武信白岩山 → 大山 → 十文字峠 → 毛木平


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アラームをセットしたわけではないですが、朝の4時には二人とも起床。
深夜の0時あたりまでは10時、11時、0時、みたいな感じで1時間置きに起きていましたが
それ以降は3時くらいまで記憶はありませんでした。3時は早いのでまた二度寝して。
また4〜5時間は寝れたということになります。これはテント泊に慣れてきたということ?
嬉しい!"ちゃんと眠れる"というだけでこんなに嬉しいなんて。

雨もまったく止んでおり、小鳥がピーピーとさえずっております。
小屋のほうでは団体さん達が出発の準備をしている大声が響いております。


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僕は山に限らず"起床したらそのまま朝食を食べたい"ぐらい、空腹で起きます。
誰か女優さんもテレビで言ってたなぁ。黒木瞳だったか。
なんてことを考えつつ(嘘)トランギアに火を入れて朝食の準備。
今朝はアルファ米の五目ごはんとお味噌汁でございます。


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目覚めも良く、朝靄も綺麗なのでテントの入口は全開で調理。
昨日いろいろと場所を悩んだのは雨をなるべく遮りたいというのと、
こういう全開にした時に目の前の景色が綺麗なのがいい、という理由からでした。
その目論見は見事に当たり、なんとも幻想的な林をみながらの朝食になりました。


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テントを撤収して水を汲んで(1リットル50円)、準備をしたら6:15に小屋を出発。
昨日通った甲武信岳の頂上は通らない巻き道も存在するのですが、
僕としては「もしかしたら、万が一展望が効くかもしれない」という思いから
再び頂上を通るルートを選択。妻は「見えるわけがない」と不服そうです。


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6:30、甲武信岳頂上に再到着。なんも見えません…。
予想していたものの、妻の反対を押し切ってまで来ることはなかったかな、と反省。
こんなことを嘆いても仕方ないのですが、今回の山行はほんとにガス一色です。
ちょっとガッカリしつつも十文字峠に向かって下山を開始。


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樹林帯に入ると思わぬガスの効果が。なんとも幻想的で美しいのです。
朝の澄み切った空気も相まって深呼吸すると清々しい気持ちに。


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7:05、三宝山に登頂。登頂っていうか、通過に近い。
展望も効くわけでなく、少し開けた場所に立て札があるだけです。


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ここから先は、武信白岩山、大山を経由して十文字峠に至るのですが
基本的に同じような風景なので掲載する写真を軽量化しております(笑)。
でも八ヶ岳に近いくらい雰囲気の良い森なので、歩いていてとても気持ち良いです。
一つ言えることは、大山あたりの岩場がなかなかの急登で大変でした!ってこと。


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十文字峠も近づいてくるとシャクナゲゾーンに突入します。
満開ではありませんが、いたるところでピンク色の綺麗な花が咲いています。


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雨に濡れてコントラストの強い森において、このピンク色はとても映えています。
あの大山を超えてきてやや疲れ気味の体がリフレッシュされるようです。


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9:50、十文字小屋に到着。この小屋はシャクナゲ満開の季節には大賑わいだそうですが、
この週末も微妙にその季節に該当するらしく、上から下から賑やかな団体さんが現れます。
でも1週間くらい遅かったのか、小屋の周りのシャクナゲは茶色になって散っています。
ここでは10分くらいの長めの休憩を取ったので出発します。


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といってもまたここからも似たような登山道が続きます。時間はあるのでそれほど急がずに。
途中20人くらいの団体さん2組ほどとすれ違います。なんて人気の季節なんだ!


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11:30、無事に下山しました。駐車場のあたりではセミが大声で鳴き、
川の激しい流れがゴーゴーと音を立てていて、騒がしいことこの上ありません。

ともあれ、お疲れ様でした!と、帰りに寄る温泉を検索します。
が、「ちょうどよさげな温泉は近くにないよ」とナビが言います。
え〜!っといろいろと検索したりしましたが、結局温泉に入ることはできず
高速入口までにあったグラタン専門店アミでグラタンを食べて帰りました。

甲武信岳、行程の長さが丁度良くなかなか良い感じの山でした。
甲武信小屋も雰囲気良かったですし。今回は展望が効かなかったので再度挑戦したいです!


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by yama-oson | 2011-06-19 20:19 | 山行 (奥多摩・秩父)

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