甲武信岳(1日目)
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2011年6月18〜19日、甲武信岳に登ってきました。
すでに梅雨に入っているこの頃、いつ雨が降ってもおかしくありません。
天気予報をずっと注視し続けて、"土日のうち土曜は少し雨"みたいな予報だったので
「よし、行こう!」とテントを背負って出発しました。



この週末は高速道路の土日1000円割引の最終日なので「できるだけ遠い山に行こう!」と
セコい発想をしたのは良かったのですが、北アルプスなんかは6月とはいえ残雪もスゴそう。
ロクな冬山装備を持っていない僕らはそちらはパス…となると…。
なんていろいろと検討した結果、甲武信ヶ岳に決定しました。

【登山ルート】
1日目:毛木平 → 千曲川信濃川水源 → 国師ヶ岳分岐 → 甲武信ヶ岳 → 甲武信小屋(設営)
2日目:甲武信小屋(撤収) → 三宝山 → 武信白岩山 → 大山 → 十文字峠 → 毛木平


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朝の6時前に出ましたが、さすがに1000円割引最後の週末ということで、中央道は激混み。
何度か渋滞に巻き込まれつつも、9:40に毛木平の駐車場に到着。7割り程度の埋まり具合。
天気予報では"午後から雨"とのことなので、まだ持ちそうです。


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トイレ行ったり準備体操したりして、10:00に出発!
妻は相当久しぶりのテント泊装備。12kg程度とはいえ、体力は持つでしょうか?
ちなみにテント(2.3kg)をすべてパッキングした僕のJAMも約12kg。
最近は軽量化を気にかけているだけあって、ちょっと成果が出てきたのか。


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5分も歩くと千曲川と十文字峠の分岐点に出ました。
今日は千曲川のほうへ登り、明日は十文字峠から下りてくる予定。なので右の道へ進みます。


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全体的に広めの登山道でけっこう気持ちが良いです。
(この段階では)傾斜はけっこうゆるやかで、いくらでも登れてしまいそう。


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源流方面が目標なだけあって川に沿って歩くことになり、時折激しい流れの場所もあったり。
梅雨に入ったことで雨も多いので水かさも増しているのでしょうか?
川沿いに歩くというのもなかなか雰囲気があるものですね。ちょっとうるさいけど。


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12時近くになってきたので、道のそばに腰を下ろして昼食。
サービスエリアで買ってきたおにぎりと、家から持ってきたフリーズドライの味噌汁。
食べ終わる頃になって少しパラパラしてきました。天気予報、当たりすぎでしょう!


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でも樹林帯なのですごく濡れるわけでもなく、レインジャケットは未着用で進みます。
13:10、千曲川信濃川水源地標に到着。団体さんが休憩していますので、サラッとスルー。


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基本的には樹林帯を進むのですが、急に開けた場所があったので出てみました。
想像はしていましたが、ただ一面白いガスの世界…。
このあたりから木々が低くなったり密度が下がってきたのでレインシャドーを着用。
実は初めて着ました。蒸れ具合をすごく知りたかったのですが、
ちょっと着た感じではトレントシェルより蒸れない感じ。柔らかいし、良いかも!


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14:00、甲武信岳に登頂!
登頂したけど…まったくもって展望は効かず。周りは真っ白。
一瞬だけ「おっ」っとガスが晴れた時の瞬間もあったのですが、ほんと一瞬です。
展望が効かないとすることもないので「よし…じゃ、行きますか」ってことで
今日の宿泊地、甲武信小屋を目指すことにします。


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14:20、頂上から10分も下ると甲武信小屋に到着です。
この時もパラパラと雨は降っていますが、想像してたよりもお客さんがいます。
一見無愛想な小屋のご主人、徳さん(徳光さんにやや似ている)が受付してくれました。
「はい、じゃ、二人で1,000万円ね」とのジョークを投げてもらったのですが
軽い愛想笑いしかできず、ロクな返しもできませんでした。
山に限らず、真顔でジョーク言う人って一瞬「え?」って思っちゃいますよね(笑)。
次は何かもうちょっと気の効いた返しをしたいものです。


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お客さんはどうやら小屋泊の人がほとんどらしく、テン場はかなり張り放題。
30張りくらいいけるはずですが5〜6張りしかないので、なるべく雨が当たらない
ような場所を探し、何度か場所を変えた末に落ち着きました(一番奥の黄色いMSR)。

雨の中テントを張ったのは初めてだったので、疲れた体にムチ打ってかなり急ぎました。
荷物などをテント内に広げたりして一段落。ホッとすると眠気が襲ってきましたが
ここで寝てしまうと夜寝れなくなりそうで怖いので、グッと我慢。
晴れていれば散歩でもできますが、雨なのでジッと我慢。


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我慢の末、17時も過ぎたので夕食を食べることにします。
僕はアルファ米にフリーズドライカレーを投入するいつものパターン。
妻はアルファ米に親子丼のフリーズドライ。荷物を軽くするために二人とも簡素です。

そうそう、僕の火器類がバージョンアップしました。以前より欲しかった風防を購入。
Ti ペグ五徳風防という、風防と五徳が一体化た超軽量(37g)なものにしました。
そしてクッカーはエバニューのパスタもクッカーという、こちらもチタンのものに。
このクッカーは内側に目盛りが刻印されているのが地味に嬉しい!
今までのガスのクッカーセットが670g(250サイズのガスカートリッジ込み)で、
今回のセットが250g(100gのアルコール燃料込み)なので半分以下の軽量化です。

前回の南八ヶ岳では風防を持っていなかったためストーブの熱効率が異様に悪く、
"燃料が足りなくなる"というヒドい痛手を負ったわけですが、今回は違いました!
やっぱり風防あると俄然早く湧くうえに消費量も一定なので、
「どれくらいの燃料でどれくらい沸かせるのか?」
ということも把握できるようになりました。
アルコール15ccで200ccの水を約5分程度で沸かすことができます。
そして1日で約80ccぐらいのアルコールを使うこともわかりました。


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夕食を食べ終わったら、なんとテントを叩いていた雨の音がかなり小さくなっています。
外をのぞいてみるとほとんど雨は上がっているので、食後の散歩にでかけます。
やはり展望は効きませんでしたが、それでも綺麗な雲海が少し見れました。

小屋の前を通ると、みなさん談話室?食堂?に集まって部屋を暗くしてテレビを見ています。
外からテレビを覗き込むと、どうやら甲武信岳近辺のスライドショーとかやってる様子。
例の徳さんが何か言うと「ワハハハ」とみんな笑っていました。
甲武信小屋は「みんなを楽しませたい」というシンプルな気持ちが
ところどころ垣間見れて、なんだか好印象を持ちました。

そして20時くらいにはシュラフに潜り込みました。
が、オービットが点かない!前回とまったく同じ症状!来る前に自宅で試してきたのに…。
スイッチを押すと数秒点いてすぐに消えたり、パカパカ点滅するばかりなのです。
※下山後、ブラックダイヤモンドの輸入元、ロストアローに問い合せました。
「低温により電池の起電力が弱まり動作電圧に達しなかったと思われます。
温めたり、新品の電池にしたり、リチウム電池にしたり、などの対策を取ってください」
との丁寧な返事をいただきました。壊れていないとのことで一安心。
気づかないうちに電池が無くなっていたのかもしれません。8℃は低温に入らないでしょう。

前回の八ヶ岳では意外と寝れたので、今回もちょっと期待しています!
今夜の気温は8℃。シュラフに入るとかなり暑く、フリースも靴下も脱いで寝ました。

2日目の甲武信岳はこちら


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by yama-oson | 2011-06-18 20:59 | 山行 (奥多摩・秩父)
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