鳳凰三山(2日目)
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2010年10月10日、鳳凰三山に登ってきました。初めてのソロテント泊です。
前日に登ってきたドンドコ沢、本当にキツかったです。
テント設営後に望んだオベリスクはとても迫力がありました。
二日目は観音岳、薬師岳を目指します。



なんとかかんとか無理矢理眠りについて、4時過ぎに起床。少しでも眠れて良かった!
このテント泊すると眠れない傾向、なんとかならないかなぁ。
家でもテントで寝るとかすれば眠れるようになるのかな?
真っ暗闇の中オービットを付けて朝食のパスタの用意。

【登山ルート】
1日目:青木鉱泉 → 白糸滝 → 五色滝 → 鳳凰小屋(設営) → 地蔵ヶ岳 → 鳳凰小屋
2日目:鳳凰小屋(撤収) → 観音岳 → 薬師岳 → 青木鉱泉


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食事も済ませてトイレ行ってテントを畳んで準備完了!
さぁ行こうかな、という5時頃回りが明るくなってきたので朝焼けを撮影。
それでもまだまだ暗いのでヘッドランプを頭に付けて出発。
実は富士山以外でこんな暗いうちから歩くのは初めてだったので、ちょっとドキドキ。

5分も行った頃、ちょっとしたアクシデントが。
暗さとは関係ないのですが、クルクル回す式のトレッキングポールが空回りして
長さを固定できなくなってしまったのです。
10分ぐらいその場に留まっていろいろとやっていました。
そして最終的には直り無事に使えるようになりましたが、この時
「もうクルクル式は嫌だなぁ」と激しく後悔したのを覚えています。


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6:40、地蔵岳と観音岳の分岐に出ました。
地蔵岳は今日の為に昨日登頂してあるので左へ進みます。
ここから先はほとんど稜線歩きでとても気持ち良いです。
このあたりではもうだいぶ明るいですね。


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おおっ〜!天気も良いので絶景です!
ドーンとそびえる存在感のある山は僕の大好きな八ヶ岳です。


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ザクッザクッという音とともにのんびり稜線を歩きます。
この鳳凰三山、ツンデレといっても良いのではないでしょうか?
森林限界までの道はただただ気合で登る道で正直退屈ですが、この稜線歩きときたら!
白い砂浜のような山肌も相まって、なんとも明るく清純な印象です。


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後ろを振り返ると、昨日登った地蔵岳が見えます。その奥には例の八ヶ岳。
手前にある砂浜ゾーン、すっごい傾斜がキツく見えますね。


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もうそろそろ観音岳じゃないか?という頃、富士山を撮影。バッチリ見えてます。
この時に「妻と一緒にこの景色を見たかったな〜」と強く思いました。


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また振り返ります。360度、どの方向を見ても絶景。


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7:10、観音岳に登頂。ゆるやかに来たので、そんなに登頂感はなく。


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少し休憩したら次の薬師岳を目指します。
富士山に向かって歩くことになるわけですね。最高っ!


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まるでそこらへんを歩いているかのような、なだらかで歩きやすい道。あの世?
稜線だけあって風だけはちょっと強いのでソフトシェルを着込みます。


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7:50、薬師岳に登頂、というか到着。いたってスムーズ。
ここも広場のようになっていて、回りも360度絶景なので休憩に最適です。
「いつまでもここにいたい〜」と一瞬思いましたが、家で妻が待ってるので
ダラダラせずにサクッと下山することにします。

と、ここで下山道を間違え異様に傾斜の厳しい道を10分ほど下ってしまいました。
「なんか雰囲気がおかしいな」と思って引き返したのですが、
あの「あれ?」という感覚には従ったほうがいいですよね。
早めに引き返して良かったです。


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下山はまた樹林帯を進みます。
ここで元気な熊鈴オジサマが猛烈なスピードで追いかけてきたので、
抜いてもらおうと僕は隅に寄って小休憩。
すると「どこから登ってきました?」と軽い談笑に。どうやら4〜5人で登ってるらしく
仲間を待つ様子なので、「それでは」と先に出発すると、また猛スピードで追ってきます。
僕は自分のペースで歩きたかったので「お先にどうぞ」と避けると、また話しかけてきます。
仕方ないので熊鈴さんが追いつけないくらい差をつけようと、ちょっと急ぎぎみで下ります。
すると後ろから"チリン、チリン、チリン"とまた追いかけてくるのですが、
「もうええで!」とえせ関西弁のツッコミを口にしながら僕は飛ぶように下山しました(笑)。


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11:30、下山完了!(熊鈴さんのおかげで)お昼前に下りることができました。
「温泉でも入っていこうかな?」と思いましたが、妻を置いてきてるのですぐに帰ることに。
帰る途中、やっと電波が届くところまできたので「今から帰るよ」と妻にメールすると
「あたしは映画観にいきま〜す」と返事が…。まぁ、元気になってよかった。

鳳凰三山、森林限界までは大変ですが、稜線に出てからは本当に素晴らしかったです。
ループ縦走(スタート場所に回って帰ってこれる)ができるのも大きな魅力の1つ。

ソロテント泊はすごく自由ですべて自分のペースでできるのが良いですが、
気の許せる妻や仲間と登るほうが僕は性にあっているようです。
"一人で登って感動して下山する"というのもストレスなく心から自然を感じれるのですが、
"二人で登って感動して下山する"というのは苦労も感動も倍になるわけでして、
喧嘩なんかすると「絶対に一人のほうが気楽だよ」とか思うのですが、
絶景に出会えた時などは僕の記憶だけでなく、妻の記憶にも感動が残るわけですよね。

なんだかわけがわからなくなってきましたが、
要は"僕は妻と一緒に登るのが楽しいのだな"と再認識した次第であります。
(たまには一人でも登ってみたいですが)


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by yama-oson | 2010-10-11 22:36 | 山行 (南アルプス) | Comments(0)
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