八ヶ岳(3日目)
2010年 08月 21日
2日目は8時間という長丁場でしたがかなり充実した一日でした。
3日目は八ヶ岳最高峰、赤岳に登ります。
「ここからご来光を見たい!」と意気込んでいた気持ちが伝わったのでしょうか?
日の出に合わせて4:30頃起きると、雲ひとつ無い良い天気。
カメラを持って暖かい格好をして外に出ます。
【登山ルート】
1日目:渋の湯 → 黒百合ヒュッテ(小屋泊)
2日目:黒百合ヒュッテ → 天狗岳 → 根石岳→ 硫黄岳 → 横岳 → 赤岳展望荘(小屋泊)
3日目:赤岳展望荘 → 赤岳 → 阿弥陀岳 → 行者小屋 → 美濃戸山荘 → 美濃戸口
僕は朝焼けが大好きですが、ここで見た朝焼けは現段階では確実にナンバー1。
奥には富士山も見えていますが、この時ばかりは富士山どころのさわぎではありません。
好きなだけ食べられるので、朝からけっこう食べたような気がします。
ご飯を食べたらば部屋に戻り荷物をまとめます。
今日は赤岳と阿弥陀岳に登るだけなので、ちょっとゆっくりめに準備。
赤岳に向かう登山道の途中で振り返り、先ほどまでいた赤岳展望荘を撮影。
ずいぶん小さくなっています。
赤岳までの登山道は、高所恐怖症の僕にとってちょい怖いとこもありました。
ちょっと狭い山頂にもかかわらず多くの登山客が写真撮影するので大混雑。
(僕の帽子ですが臭すぎて被るのが嫌になっています)
雲の上にいるんだな〜と実感できる写真ですね。
おばちゃん達はゆっくりと下山して行者小屋で落ち合うことに。
僕の向こうに見える山が赤岳の隣の阿弥陀岳。これを見るとすごい景色だなぁ。
この後、頂上は濃いガスに覆われてしまったのでギリギリでした。
おばちゃん達と合流予定なので、あまり長居はせずに下山します。
ここから先は八ヶ岳にしては地味な道を1時間ほど行者小屋まで下ります。
おばちゃん達はテーブルで休憩中。他のテーブルも大賑わいで盛り上がっています。
行者小屋名物のおでんを注文して持参したカップパスタなんかと合わせて昼食にします。
テント泊で赤岳周辺に登る場合、この行者小屋が基点になることが多いようです。
次はテントかな…(そればっか)。水もめちゃくちゃ美味しかったです。
あまりの美味しさに持参していたプラティパスに詰めて帰ったほど。
ずっとここにいたかったですが、良い頃合いをみて下山を開始。
コースタイムで1時間40分なのでけっこうな距離です。
僕はだんだん足のうらの親指の付け根あたり(拇指球)が痛くなってきてペースダウン。
うちの奥さんだけがガンガン下っていきます。元気な人だ〜。
13:40、美濃戸山荘近くの登山口に到着。お疲れ様っ!
…と、言いたいところですが、車が止めてある八ヶ岳山荘はここから林道を歩いて50分。
無理!腹ごしらえしないと無理!って言い訳してみんなで美濃戸山荘に入ります。
僕はカレーを食べました(行者小屋でカップパスタがどうのこうのって…)。
おばちゃん達は今夜はここに泊まって、翌日ゆっくりと帰宅するそうです。
僕らは帰りに日帰り温泉に寄って、3日溜まった汗を洗い流して帰宅しました。
八ヶ岳、本当に最高でした。山登りをするきっかけは富士山でしたが、
ハマっていくきっかけになったのはこの八ヶ岳だと思います。
おばちゃんとめぐりさんという先輩が良かったのも大きいし、
天気とかルートなどすべてがハマる要素満載でした。
今では「一番好きな山ってどこ?」と聞かれたら「八ヶ岳!」と即答します。
by yama-oson
| 2010-08-21 21:30
| 山行 (八ヶ岳)