三ツ峠山
2011年 04月 24日
天気も良かったので富士山がバッチリ見えることを期待して登りましたが、
実際には想像以上に素晴らしい景色でした。
ギリギリまで目的地を決めていたこともあり、前日は就寝するのが2時くらいに。
「いつでも何時でも寝れる!」という人が羨ましくて仕方有りません。
普段は夜中の2、3時に寝ているので「明日は登山だから早く寝たいな」と思ったところで
簡単にいくわけもなく…さらにその前日に"寝不足ぎみにする"という技が必要になります。
【登山ルート】
憩いの森公園 → 八十八大師 → 屏風岩 → 三ツ峠山荘 → 三ツ峠山(往復)
駐車場は広いので満車になることは少なそうです。
山桜?が周りに綺麗に咲き誇っております。
先を歩いていた妻が「えっ!何この音!?」と怯えております。
すぐには気づかなったのですが耳を澄ますと確かに「カンカンカンカンカン…」と
細い木をリズミカルに叩くような音が周りに響いいています。
あまりに怖い怖いと怯えるので先頭を交代して音のするほうを探すと
なんと!キツツキが木をつついているではありませんかっ!
写真を撮ったのですがわかりますか?(ど真ん中あたりにいます)
テレビやなんかではよく見るし名前はよく聞いたことあったのですが
本物(ましては木をつつき中)は初めて見ました。感動です。
帰宅後調べるとキツツキではなく、コゲラという鳥のようでした。
小さくて可愛い鳥でした。
時々、こうした小さなお地蔵さんがズラッと並んでたりしますがちょっとドキッとします。
赤い帽子など被ってるのできっと誰かが面倒をみているということですよね。
ものすごい大きいので大迫力です。
と、どこかで「オッケーでーす」とか人の声がするので周りを見渡します。
すごい上のほうにいます。なんだか楽しそう…。
「僕もいつかロッククライミングすることになるのだろうか?」と考えましたが
すぐに思い直しました。高所恐怖症なのでそれはないなっ!
何をどうしてどうやってどの程度安全なのか。
知識がないのでまったくもってわかりません。
ずっと見ていたかったのですが、妻が「もういいから先に行こう」と急かします。
仕方なく歩き出しますが、ロッククライミングをやってる人はかなりの人数いて
いたるる所で絶壁をよじ登っています。5〜6組はいたかも。
どうやら三ツ峠山ってロッククライミングが盛んな山だったみたい。
黒い犬がいて撫でていると、小屋のおじさんが「ゴンっていうんだよ」と教えてくれました。
しかし、黒いので山の中で出会ったら熊と間違えそうな。
小屋の先は広場のようになっていてベンチなどあってくつろげます。
しかも展望がめちゃくちゃ良くて著名な山々が一望できるのです。
頂上だけ綺麗に雪をかぶっています。
僕は山の位置関係をなかなか覚えられません。
富士山、八ヶ岳、槍ヶ岳…ぐらいかなぁ。特徴が強いものでないと難しいです。
ネットで調べるとこの写真に写ってるのは(真ん中より右の山々ですが)
北岳とか仙丈ヶ岳、鳳凰三山、甲斐駒ケ岳…などのようです。
どれも登ってるんですけどね…。
もっと覚えたいなぁ、とつくづく思う。
見晴らし抜群なので頂上じゃないけど、ここでご飯を食べることに。
いつものカップラーメンとおにぎりセット。
天気も良いし、「あ〜幸せ!」という一時でした。
12:40、三ツ峠山の頂上に。
写真のように頂上には"三ツ峠"とかかれた記念碑みたいのがあるのですが
昼間に撮影すると逆光…。それは、どうなのだろう。
確かに富士山が後ろに綺麗に入る。が、逆光…。
この記念碑を立てる時に、「富士山が背景推進」派と「逆光では記念にならず無意味」派で
けっこう揉めたのでは、と余計な想像をしてしまいます。
まぁ、それが低山のんびりハイキングの良いところなのですが。
十分に堪能したので13:20、下山開始。
三ツ峠山、かなり気持ちの良い山でした。
もしこれから登山を始める人がいたら、この山良いかもしれません。
けっこうライトな登山道だし、展望はめちゃくちゃ良いし。
また来たい山になりました。
by yama-oson
| 2011-04-24 19:17
| 山行 (その他)